イデオロギーとユートピア

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  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784624010171
  • NDC分類 361
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「イデオロギーとユートピア」「政治学は科学として成り立ち得るか」「ユートピア的な意識」の三論文をおさめ、イデオロギーの機能と実践の問題を論じた知識社会学不朽の名著。

目次

イデオロギーとユートピア―序論として(両者の研究の内的関係;先行する概念を解明する必要性;イデオロギー概念の意味変遷の歴史に寄せて;全体的イデオロギー概念は意識の精神論的な領域を問題にする;「虚偽意識」という問題;イデオロギー概念をあらゆる陣営に拡大することによって弁証法的に新しい状況が成立すること;価値自由的なイデオロギー概念;価値自由的なイデオロギー概念から評価的なイデオロギー概念への移り変わり;価値自由的なイデオロギー概念に暗に含まれているような特徴的な二つの典型の存在的な決断;「虚偽意識」という問題の再現;イデオロギー思想とユートピア思想のなかで現実が探求される)
政治学は科学として成り立ち得るか―理論と実践との問題(何故これまで政治的な科学が存在しなかったか?;さまざまな党派における「理論」と「実践」の概念が示す意味のちがい、すなわち、理論と実践の問題を社会学的に分析することによって、認識そのものが政治的および社会的に拘束されているという命題の証明;綜合の問題;綜合の担い手の問題;政治的な知識の特徴について;政治的な知識が伝達しうるものであるということについて;知識社会学の三つの道)
ユートピア的な意識(根本的な現象を明かにしようとする試み―ユートピア、イデオロギーおよび現実という問題;ユートピア的な意識の形態の変遷と近代的発展におけるその諸段階)

著者等紹介

鈴木二郎[スズキジロウ]
1916年生れ。早稲田大学文学部卒業。早大助教授、東京都立大学教授、東京造形大学学長を経て、東京都立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のぞむ

1
社会学も政治学もあんまよく知らないまま読んだけどマンハイムによれば政治学を科学化するのも大きなテーマとなっているので前提知識はむしろ必要ない。マルクスは「存在は意識に先行する」と言ったがマンハイム的には意識も存在も知識や範疇によって常に既に拘束されておりこれらを操作調整する主体も絶えず自覚されていなければならないと言っている。マルクスは存在を常に自動的に此岸に意識化されるものとして捉えたがマンハイムはそんなマルクスに影響されたまま彼と全く異なる結論に到達している点では本書は読む価値はあると思う。2024/07/04

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