出版社内容情報
「サードプレイス」は家庭でも職場でもない、人々が気軽に集まることのできる第三の居場所を指し、人と地域をつなぎ、豊かな社会を成立させるうえで不可欠な存在として注目されている。本書はこの概念の提唱者であるレイ・オルデンバーグ自らが精選した珠玉の実践集である。カフェや居酒屋、果てはスポーツジムや刑務所まで、実践者自らの語りによって、多彩なサードプレイスの物語がいきいきと描き出される。
【目次】
序 文
第Ⅰ部 みんなが安心できる居場所を作る
1 人をいかに集めるのか――アニーズ・ギフト&ガーデンショップ(マサチューセッツ州・アムハースト)
2 親切を武器にする――ザ・サードプレイス・コーヒーハウス(ノースカロライナ州・ローリー)
3 ショッピングセンターをコミュニティの中心に――クロスロード(ワシントン州・レイクフォレストパーク)
4 本を介してつながる喜び――ホライズン・ブックス(ミシガン州・トラヴァースシティ)
5 「聖なる場所」の力――オールド・セント・ジョージ(オハイオ州・シンシナティ)
6 よい食べ物とよい仲間――スクエア・ワン・レストラン(カリフォルニア州・サンフランシスコ)
第Ⅱ部 地域とともに生きる
7 成功と失敗の分かれ目――エル・タコ・ナゾ(カリフォルニア州・ポモナ)
8 国会議事堂近くのサードプレイス――タニクリフス・タバーン(ワシントンDC)
9 古代ギリシャのワインバーのように――マイアミ・パスポート・フォトショップ(フロリダ州・ハイアレア)
10 スターバックスから遠く離れて――グッドネイバー・コーヒーハウス(フロリダ州・ペンサコーラ)
11 音楽が育む共感、美味がもたらす親睦――ジョーズ・コージーコーナーとギャラトワール(ルイジアナ州・ニューオーリンズ)
12 「復活する町」の中心にあるコーヒー店――シビリゼーション(オハイオ州・クリーブランド)
第Ⅲ部 サードプレイスの万華鏡
13 汗を流して、それで終わり?――とびきり居心地よいジム(ジョージア州・アトランタ)
14 生活協同組合が経営するサードプレイス――ニュートラル・グラウンド・コーヒーハウス(ルイジアナ州・ニューオーリンズ)
15 刑務所というサードプレイス――最も辛辣な皮肉(ノースカロライナ州・ローリー)
16 社交と会話の不思議の国――ブルームーン酒場(ワシントン州・シアトル)
17 多様性と一体感と――プランクのカフェ(オハイオ州・コロンバス)
18 消えゆくサードプレイス――マックスウェル・ストリート(イリノイ州・シカゴ)
19 サードプレイスは学びの場である――コーヒー・ビーナリー(ミシガン州・ロチェスター)
謝 辞
本書の寄稿者について
訳者あとがき



