叢書・現代社会のフロンティア<br> 社会学の問題解決力―理論・分析・処方箋

個数:
  • ポイントキャンペーン

叢書・現代社会のフロンティア
社会学の問題解決力―理論・分析・処方箋

  • 金子 勇【著】
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • ミネルヴァ書房(2018/05発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 70pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 07時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623083503
  • NDC分類 361.16
  • Cコード C3336

出版社内容情報

コミュニティ、少子高齢化、児童虐待、地方創生…… 日本社会学に不可欠なイノベーション、実証性、政策思考。現代日本が直面する様々な課題に、社会学は処方箋を提示できるか。そして「住むに甲斐ある世」(『草枕』)をいかに探求していくか。本書では、マクロ社会学を軸にミクロ社会学で補いながら、実証性に富む政策思考から社会システム創新を目指す。とりわけ個別課題が社会問題と認知された原因と背景を解明し、社会学の概念を駆使して現状分析をし、社会学的処方箋を提示する。これから社会学を学ぶ人にも道しるべとなる一冊。

はじめに


 第?部 理論から応用へ

第1章 マクロ社会学で個人が見えるか
 1 社会変動の時代と社会学の使命
 2 社会変動の下位カテゴリー

第2章 ミクロ社会学で時代が分かるか
 1 ミクロ社会学の概念と使用基準
 2 ミクロ社会学の限界
 3 ミクロ社会学の課題

第3章 絶対役に立つ中範囲理論
 1 「個人と社会」を調べる
 2 現在志向の社会調査の方法
 3 「機能分析」に精通する

第4章 セレンディピティとイノベーションの威力
 1 セレンディピティの威力を知る
 2 社会学に不可欠なイノベーション理論
 3 歴史に見るイノベーション

第5章 職業に伴う「情熱、見識、責任感」
 1 ウェーバー「職業としての政治」を精読する
 2 職業に伴う「見識」の重要性
 3 「政治文化」に習熟する

第6章 勘違いが多い「権力」と「大衆」
 1 社会を動かす「権力」を知る
 2 「大衆」の変遷
 3 「中間集団」の活用と新しい人間像


 第?部 分析から処方箋へ

第7章 高齢化が避けられない社会システム問題
 1 高齢化と家族
 2 日本家族の動向を知る
 3 役割理論から高齢者を位置づける
 4 バーズアイ・ビューの重要性を理解する

第8章 忘れてはいけない児童虐待と自殺
 1 増大する児童虐待
 2 自殺の問題

第9章 あるのかないのか都市コミュニティ
 1 都市研究の原点にあるアーバニズム論
 2 コミュニティへの期待

第10章 知ってるつもりの郵便局の機能
 1 郵便局を通した社会貢献
 2 地域見守りサービス
 3 見守りサービスと地域福祉活動

第11章 産業化とイノベーションの歴史社会学
 1 歴史にみる地域の産業化
 2 産業化による徒弟制度の衰退
 3 生産町の産業社会学的条件

第12章 地方創生の一般理論を目指して
 1 地方創生にどう取り組むか
 2 コミュニティのDLR理論の構造
 3 地方創生の主体と方向性
 4 生産町の歴史的事例から
 5 コミュニティリーダーのPM理論

参照文献
事項索引
人名索引

金子 勇[カネコ イサム]
著・文・その他

内容説明

現代日本が直面する様々な課題に、社会学は処方箋を提示できるか。そして「住むに甲斐ある世」(『草枕』)をいかに探求していくか。本書では、マクロ社会学を軸にミクロ社会学で補いながら、実証性に富む政策思考から社会システム創新を目指す。とりわけ個別課題が社会問題と認知された原因と背景を解明し、社会学の概念を駆使して現状分析をし、社会学的処方箋を提示する。これから社会学を学ぶ人にも道しるべとなる一冊。

目次

第1部 理論から応用へ(マクロ社会学で個人が見えるか;ミクロ社会学で時代が分かるか;絶対役に立つ中範囲理論;セレンディピティとイノベーションの威力;職業に伴う「情熱、見識、責任感」 ほか)
第2部 分析から処方箋へ(高齢化が避けられない社会システム問題;忘れてはいけない児童虐待と自殺;あるのかないのか都市コミュニティ;知ってるつもりの郵便局の機能;産業化とイノベーションの歴史社会学 ほか)

著者等紹介

金子勇[カネコイサム]
1949年福岡県生まれ。1977年九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。神戸学院大学現代社会学部教授。北海道大学名誉教授。文学博士(九州大学、1993年)。第1回日本計画行政学会賞(1989年)、第14回日本都市学会賞(1994年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。