内容説明
1000点を超すカラー・イラストで西洋服装史を紹介。古代エジプトからパリのファッションにいたる4000年の歴史の中で、人間は目を見張るほど多種多様な装いに身を包んできました。比較的シンプルな古代から複雑な社会階層を生んだ中世、エキゾチックで華麗なルネッサンス期を経て、18、19世紀になると従来の衣服に変革がもたらされ、やがて現代的なドレスが誕生します。最新の情報が盛り込まれた最終章では、20世紀ファッションがいかに多様性にとんだ生き生きとしたものであるかが手に取るようにわかります。
目次
1 古代文明
2 中世
3 ルネッサンス
4 16世紀
5 17世紀
6 18世紀
7 19世紀
8 20世紀
著者等紹介
ピーコック,ジョン[ピーコック,ジョン][Peacock,John]
BBCテレビの衣装担当チーフ・デザイナーとして長年務めた経験がある。多数の本を執筆しており、ファッションデザイン、衣装デザインでも活躍し、服飾史の講師も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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葉鳥
9
絵の資料用。図版がわかりやすい。ペラペラめくっていくたびだんだん古代から近現代に近づいていく様が面白いです。2014/02/09
pandakopanda
7
図書館本。古代エジプトから20世紀までのコスチュームをオールカラーで紹介。ページをめくるたび、少しずつ服装が変化していくのが面白いです。なかでも1700年頃から1870年頃までの女性のドレスがフリルやリボン、布地の柄などが華やかで見とれてしまう。巻末にはコスチュームの用語とイラスト付き。2015/08/09
Royalblue
6
古くは古代エジプト、アッシリアから20世紀のアメリカまでのファッションスタイルをオールカラーで掲載。男性は19世紀後半頃から現代に近い服装になる。ステンカラーコート、スーツなど。西洋といっても西欧中心で東欧の男性のスカーフ使いが見たかった。ルネサンス期が華やか。専門用語の詳しい解説もあり。2015/08/29
motoko
5
重い本だけれど、色鮮やかなドレスを見ているだけで楽しくなってきます。2011/03/25
アルクシ・ガイ
3
楽しい一冊。第一次世界大戦が終わるとladyがいなくなるのが世相だ。2014/09/18