内容説明
里親になる前に抱えやすい不安から里子を受け入れた後の様々な悩みまで、その対処方法を分かりやすく解説。里親家庭以外の保護者にも役に立つ一冊。
目次
里親を必要とする子どもたち
里親になるということ
家庭への道―成長の中途からの養育の難しさ
子どもの成長は里親の喜び
親子関係の基本―自分を知り子どもを知ること
誉められたことはまたやります
やって見せることはベストの教え方です
誉め方とその注意点
上手な叱り方
子育てに役立つ三つの魔法
しつけに困ったときに読む章
里親になるのも「少しずつ」
著者等紹介
武田建[タケダケン]
1962年ミシガン州立大学大学院カウンセリング心理学専攻修了(Ph.D.)。現在、関西学院大学名誉教授
米沢普子[ヨネザワヒロコ]
1967年関西学院大学社会学部卒業。現在、家庭養護促進協会主任ケースワーカー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
8
血のつながりがあることは良いことではあるが、家族として生活するために必須のものというわけではない。子どもは完全直哉というものを求めがちであるが、実親であれ里親であれ、常に完全で在り続けることなどできない。引け目を覚えて行動できなくなるというのはありがちであるが、避けるべきことでもある。2015/07/31
ひろか
5
前半は里親のことだが、後半は行動療法系の普通のペアレンティングの内容。タイトルはちょっと印象が違う。2014/12/23
Tomoe
2
虐待を受けた児童への褒め方叱り方について学ぶ目的で読了。良い行動に注目して育てる方法は、一般のペアトレと同じかな。コラムで紹介されていたプリマックの原理(滅多にやらない行動の後に、よくやる行動を持ってくると滅多にやらない行動が増える。「宿題やったら、遊んでおいでね」等)は仕事でも活用していきたいと思った。2017/03/12
海戸 波斗
0
5章~11章は流行の子育て本からのきりはりです参考文献が掲載されている良心的ですが、元本よりわかりやすくなってたりはしません。文章で進んでいくので文字で理解したい方向きです。(本を読んで自分でメモとりましたって感じ?)2014/12/06