内容説明
「深くて、長い呼吸」でメンタルが安定し、疲れもスッキリ。集中力UP・ストレスに強くなる・人間関係が整う。呼吸研究40年の集大成!
目次
第1章 気分に支配されない平常心を取り戻す―呼吸で「自分」を整える(大谷翔平、藤井聡太に学ぶ「気分に支配されない呼吸の整え方」;臍下丹田を意識して呼吸する「丹田呼吸法」 ほか)
第2章 自律神経のみだれもコントロールする―呼吸で「身体」を整える(スマホばかり見ていると呼吸は浅くなる;「身体」の不調は、浅い呼吸から ほか)
第3章 コミュ力を高めて会話上手になる―呼吸で「人間関係」を整える(「会話上手」とは呼吸に敏感な人;会話の“衝突事故”を防ぐ「話すよ」のサイン ほか)
第4章 日常の幸福感を倍増させる―呼吸で「行動」を整える(宇多田ヒカル、YOASOBIに学ぶ、呼吸を操る技術とセンス;「集中力が高まる」ワントラックリピート ほか)
第5章 リラックスした深くて長い呼吸を身につける―呼吸で「生き方」を整える(深く長い呼吸を取り戻す身体の構え「上虚下実」;生き方が変わる「齋藤式シンプル呼吸法」)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mariya926
77
「読書する人だけがたどり着ける場所」の著者さんだったのですね。かなり沢山の本を書かれていますが、手に取ったのは初めてかもしれません。この本の他にも「呼吸入門」も積ん読しています。最近は呼吸についての本をたくさん読んでいますが、この本を通しては自分なりの呼吸法を身につけるといいと思いました。普段はこんな呼吸をしていて、いざという時にはこのような呼吸。と決めておけば、緊張にも打ち勝てる気がします。2分間息を吐ききることが出来るのは驚きました。2025/06/13
やすにぃ
3
⭐️⭐️⭐️2023/03/26
残心
2
イラっと来たら、「10まで数える」。そうすることで感情を制御し、落ち着いた呼吸を取り戻すことができる。 心が乱れたときは、鼻から息を吸って、「祇園精舎の鐘の声、所行無常の響きあり。ま、いっか」で息を長く深く吐く。 呼吸の浅い、深いは、その人の「人間力」を規定するものさし。 意図的に副交感神経の働きを優位にできるのが呼吸。 黙っていた人がスッと息を吸ったときは、発言のタイミングを作ってあげる。 齋藤式シンプル呼吸法=意識を臍下丹田に持っていき、「3秒吸う。2秒溜める。15秒吐く」 いつものユル~い感じ。2023/08/27