出版社内容情報
政治学者にして「戦後文化世代の最終走者」藤田省三。第1巻では、安保闘争の時代におこなった知識人としての行動と発言を収める。
内容説明
1960年代、安保闘争とは何だったのか。政治的諸原理を根底的に問いつつ状況とアクチュアルに切り結んだ思想家の軌跡。谷川雁、鶴見俊輔、丸山眞男ほかと対話。
目次
運動・評価・プログラム
現代の政治的状況―何をなすべきか
暴力
ゼロからの出発
「安保」以後一年今日の思想と芸術
天皇制について
分裂と連帯について
黙示録の響き
憲法の過去・現在・未来
六・九共同行動の意味
戦後民主主義の危機と知識人の責任―日韓強行採決をめぐって
著者等紹介
藤田省三[フジタショウゾウ]
1927年生まれ。東京大学法学部卒業。法政大学名誉教授。思想史。2003年5月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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