出版社内容情報
ネコ博士として世界的に有名な著者の、40年にわたる調査研究の集大成であり、ネコをより深く知るための必読書。
今泉 みね子[イマイズミ ミネコ]
内容説明
イエネコや野生ネコ類の綿密な行動観察と、慎重な実験、幅広い比較研究をもとに、獲物捕獲行動、未知のネコとの出会い、なわばり行動、性行動、子育てなどを、多数の写真とイラストをまじえて詳述する。これは「ネコ博士」として世界的に有名な著者の、40年にわたる調査研究の集大成であり、ネコをより深く知るための必読書である。
目次
1 獲物に対する行動(獲物への接近;獲物をとらえ、殺す;真空活動、獲物の代用物への反応;殺した獲物の扱い;羽をむしり、振りとばす ほか)
2 社会行動(未知のネコの出会い;ネコはネコのどこを見ているか;慣れ親しんだ空間でのネコの出会い;雄ネコの闘争;防御行動 ほか)
著者等紹介
ライハウゼン,パウル[ライハウゼン,パウル] [Leyhausen,Paul]
1916‐1998年。フライブルク大学で博士号取得。1958年からゼーヴィーゼンのマックスプランク行動生理学研究所で助手を務め、1961年から81年で退官するまでは、ヴッパータールに設立されたマックスプランク行動生理学研究所・ネコ研究グループを率いた。40年以上にわたりネコの行動の研究に従事し、高齢になってからもネコ科動物と分類学を研究するとともに、さまざまな野生ネコ類およびその生息空間の保護に活躍した
今泉みね子[イマイズミミネコ]
国際基督教大学教養学部自然科学科卒業、生物学専攻。1990年以来ドイツ、フライブルク市に住み、環境保護についての書籍や雑誌記事の執筆、ドイツ語や英語の書籍の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。