目次
問題の所在―国際犯罪の指導者処罰の可能性と限界
第1部 「国家の国際犯罪」の処罰から「個人の国際犯罪」の処罰へ(「国家の国際犯罪」としての侵略概念とその法典化の断念;「個人の国際犯罪」処罰の実現と国際刑事裁判所の成立)
第2部 国際法上の国際犯罪の指導者処罰理論(「共同犯罪実体」概念による指導者処罰の模索;国際刑事裁判所(ICC)における指導者処罰の可能性と課題
国家の「侵略行為」を前提とする「侵略犯罪」の処罰)
国際犯罪の指導者処罰の「鍵」
著者等紹介
木原正樹[キハラマサキ]
1961年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。立命館大学大学院国際関係研究科博士課程後期課程修了(国際関係学博士)。立命館大学国際関係学部助手、神戸学院大学法学部准教授を経て、神戸学院大学法学部教授。専門は、国際法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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