内容説明
食を語らせたら凄いウンチクの持ち主である筆者が、一般消費者が日頃疑問に思いつつも腑に落ちなかった興味ある話題について、少し角度を変えて、食品の「右側、左側」という視点で平易に解説。さらに、問題の多い現代社会において、子どもたちばかりでなく大人も含め、健全な心とからだの育成のために「食育」というキーワードが改めて認識され、各分野で具体的実施策が練られ、実行され始めている。「食品」という身近なテーマを主体とした本書は、生活習慣病の予防などにも結びつく「食育」についての話題も充実。
目次
1 古今東西、食のあれこれ(料理は水に左右される;刺し身の美味しさは食感か、うま味か ほか)
2 知って納得、食のウンチク(お肉の美味しさ;カルビ人気 ほか)
3 伝統が生きているニッポンの食(伝統料理と現代;日本の「食」を振り返る ほか)
4 いま「食育」が、問われるワケ(食育を考える前に;美味しさの感じ方 ほか)
著者等紹介
成瀬宇平[ナルセウヘイ]
鎌倉女子大学名誉教授。小堺化学工業株式会社(食材・食添関係)顧問、ヨコハマ・グランド・インターコンチネンタル・ホテル料理部門アドバイザー。テレビ朝日「いまどきご飯」・日本テレビ「おもいっきりテレビ」のナレーション・アドバイザー。その他、食品関係会社の顧問。医学博士(食品栄養学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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