丸善ライブラリー<br> ゲームとしての交渉

丸善ライブラリー
ゲームとしての交渉

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784621051306
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C0236

内容説明

交渉とは闘争であり、また一方で、お互いの利益をはかるためのものである。だが何よりも交渉はそれ自体として楽しいものである。交渉の理論と経験を紹介しつつ、その楽しみを語る。

目次

1章 協調的交渉
2章 戦略的交渉
3章 強者必勝型交渉
4章 ブラックメール型交渉
5章 チキン・ゲーム型交渉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

10
弁護士の方が書かれた交渉術の本でゲームの理論を少し含んでいます。5つの交渉の型を紹介してくれて、その中にその交渉術に当てはまる歴史的な事件などを紹介してくれていて、興味を持って読むことができました。久しぶりに本が付箋紙でいっぱいになりました。2014/07/22

isao_key

4
国際取引、企業買収を中心とした弁護士である著者が、ビジネスの場面での交渉事をいかにまとめるかを体験や歴史に残る交渉を例に挙げ解説する。まえがきに、交渉は、理論だけで進められるものではない。何よりも重要なことは、個々の交渉家が強い意志力と使命感をもって交渉に臨むことであり、現代の日本人が一般に交渉下手だとすれば、その大きな理由のひとつは、このような精神力の欠如に由来する気がする、と語る。まさにそのとおり。『ハーバード流交渉術』も参照したとあるが、日本人の書いた交渉術の本ではたいへんレベルの高い良書である。2014/12/08

naoto

2
戦前日本の外交交渉も例に取りながら、交渉術?を展開。歴史上の交渉を中心にしてもらった方が、自分の興味がそそられたかも。2012/02/29

さと

1
蛇足が多すぎて読みにくくはあるが、交渉論として面白かった。交渉タイプを意識して戦略、戦術を練ったことがなかったので、本書の分析はいいインスピレーションを与えてくれた。本としては、書き方を工夫すればもっと読みやすくなるのに、と思う。2012/04/30

りょうのすけ

0
大学でこの人の授業を受ける機会があったのでこの人が法律に対してどのような立場なのかを知るために読んだ。なるほど。この本といい、彼が言う、法律と経済学を融合させる主張といい、ものすごく合理的な人だとは理解した。2014/08/22

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