出版社内容情報
ヒトをはじめとする生物は、食物からエネルギーを得、栄養素を獲得することで生命を維持している。「食」は生きるための根幹である。食品が持つ栄養機能、嗜好的機能、生体調節機能は健康を維持する上で重要な働きを有している。栄養素がどのように体内で消化・吸収され、代謝を受けて利用されていくかを理解する。さらに、各種栄養素の特徴について学び、食生活が原因となる疾病やその予防など、食生活と健康に関わる問題の理解を深め考える視点を養う。
目次
1 食と健康の科学
2 糖質(1)食品に含まれる糖質・消化・吸収
3 脂質(1)食品に含まれる脂質・消化・吸収
4 タンパク質(1)食品に含まれるタンパク質・消化・吸収
5 タンパク質(2)生体内の代謝・その調節・機能
6 糖質(2)生体内の代謝・その調節・機能
7 脂質(2)生体内の代謝・その調節・機能
8 ビタミン
9 ミネラル
10 微量非栄養素
11 味覚
12 食と免疫
13 食物アレルギー
14 食と生活習慣病
15 食と高齢社会
著者等紹介
朝倉富子[アサクラトミコ]
1958年東京都に生まれる。現在、放送大学教養学部教授・博士(農学)。専攻、食品科学
佐藤隆一郎[サトウリュウイチロウ]
1956年東京都に生まれる。現在、東京大学大学院特任教授・東京大学名誉教授・農学博士。専攻、食品生化学、脂質代謝制御学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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