出版社内容情報
食べ物たちが相撲を始めました。みあってみあって……。つるんと滑るゆで玉子、粘り強い納豆、ぴりりと辛い明太子。それぞれ自分の持ち味を生かして勝負をかけます。結びの一番はモンブランとプリン。モンブランの右手がにゅう~っと伸びて……のこったのこった、危ない、プリン! ハラハラドキドキの大一番はどっちが勝つのでしょう 洒落のきいた「しこ名(相撲の力士の呼び名)」が面白い番付表と、切り抜いて遊べるとんとん相撲もついています。食べ物絵本で大人気の岩田明子のユーモアがつまった絵本です。
内容説明
たべものたちのすもう大会には、ゆかいなきまりてがいっぱい!切って遊べるとんとんずもう付き!
著者等紹介
岩田明子[イワタアキコ]
1967年、東京都生まれ。1991年、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業。2004年、子どもの本専門店「メリーゴーランド」主宰の「絵本塾」に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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シナモン
126
とっても面白かった。なっとうりゅう(納豆)はねばってぬっちゃりで勝ち~とか、めんたいにしき(明太子)のからさが目にしみます〜とか読んでて楽しい。相撲も終わって男の子がガバッと開けた冷蔵庫ににやり。最初の番付表から最後のラムネのビー玉のオチまできれいにまとまってて見事でした。2022/02/02
snoopymints♪
5
食べ物たちが冷蔵庫の中で、お相撲勝負。たまごVSたこさんウインナー、マヨネーズVSケチャップ等、楽しい取り組みが見られます。どちらが勝つか予想するのが楽しい。行司のらむねのすけすけがお気に入り。優秀な力士には、ラムネ特有のあるものをプレゼント。ナイスアイデアです。絵本を読んだあとは巻末の相撲の決まり手を見ながら、お相撲ごっこ。小2の息子がお相撲遊びにハマっていました。2025/02/18
遠い日
5
巻頭の番付表から楽しめる。出てくる出てくる、うまいもの力士。力士の四股名がまた絶妙。前頭から横綱まで、順に勝負だ。しかし、食べ物たちだけに、微妙なデリケートな取り組みに、わたしははらはら。そして明かされる冷蔵庫の中!おお、そうだったのかとひとりにやにや。ひと暴れした後の冷蔵庫のようすは、読んだものにしかわからない乱れ方。あとでうちの冷蔵庫もそっと見てみよう。2021/12/04
しい
1
かわいすぎます。おすもうの絵本好き2021/11/20
愛実奈
0
ばけたくんシリーズと同じ作者さんの絵本です。冷蔵庫の中の色んな食べ物が相撲を取るお話です。それぞれの名前がお相撲さんの名前っぽくなっている(「ぷりんふじ」など)ところが凝っていて読んでいて楽しかったです。息子も気に入ってくれたようで、読んだ次の日におままごとセットの中から食べ物を選んでお相撲ごっこをして絵本の内容を再現していました。2023/01/28
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