目次
古代エジプトの数学
古代ギリシャの数学
エウクレイデス『原論』と論証数学
アラビア数学の成立と展開
アラビアの代数学
中世西洋の数学
中世算法学派
イタリアの3次方程式
ルネサンスの数学
対数から積分法へ
デカルトの時代の数学
ニュートン
ライプニッツ
18世紀英国における数学の大衆化
和算
著者等紹介
三浦伸夫[ミウラノブオ]
1950年愛媛県生まれ。1975年名古屋大学理学部数学科卒業。1982年東京大学大学院理学研究科科学史・科学基礎論専攻博士課程単位取得退学、神戸大学大学院国際文化学研究科教授を経て、神戸大学名誉教授。専攻は科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rieko Ito
3
一般にも買える放送大学テキスト。幅広い時代・地域のことが書かれていて、ざっと読む分には面白いのだが、書かれていることをすべて理解しようとすると、かなり難解。章末の問題もやると、さらに難解。昔の時代のやり方で解いていると、現代の数学はなんと解きやすいものになったのか、と実感させられる。一番興味深かったのは『レディーズ・ダイアリー』の話。2022/10/21
hisaos
1
単位取ったので読了。古代バビロニア・古代ギリシャから入ってアラビア、インド、ヨーロッパへと進んでいき、デカルトやカルダノが出てきて、ニュートンとライプニッツの時代まで行ったあと、最後の2章はイギリスでの「レディーズ・ダイアリー」誌での大衆数学の普及や和算の話が収録されているユニークな構成。オイラーやガウス以降、19世紀以降の近代数学の展開の話は含まれていない。2020/01/30
酒井 敦
0
18世紀までの数学の歴史及び、和算の歴史といった感じまでなので、江戸時代までの数学の歴史といった感じ。2021/05/14