出版社内容情報
【目次】
内容説明
ポスト・フォーディズム期の荒廃した都市デトロイトで、クラブ・ミュージックとアフロ・フューチャリズムの出会いが、テクノという新たな思想を生んだ。ビルヴィレ三人衆の活躍と、URら次世代が切り拓いた抵抗文化という新たなフロンティアへ―。はかりしれない感動を呼んだ歴史的名著。文庫化にあたり大幅な増補改稿を施した決定版。
目次
第4章 デトロイト音楽研究所 デトロイト・テクノの始動(一万枚のフライヤー;海から海へ)
第5章 メッセージ・トゥ・ザ・メジャーズ アンダーグラウンド・レジスタンス(Hard Music from a Hard City;マッド・マイク;一九九二年のロング・ホット・サマー;URの分裂、そして宇宙へ;マシン・ソウル、エモーショナル・テクノ;コンセプチュアリストの冒険 ジェフ・ミルズ)
第6章 真夜中のソウル ドレクシア、ムーディーマン、そしてURふたたび(海のなかのミュータント;ザ・ターニング・ポイント;シカゴ・ハウスの逆襲;ムーディーマン登場;真夜中の逃亡者たち)
ファイナル・トランスミッション
一六年目のブラック・マシン・ミュージック
補記 デリック・メイとの対話(二〇二四年五月)
著者等紹介
野田努[ノダツトム]
1963年、静岡市生まれ。出版社勤務を経て、1995年に『ele‐king』を創刊。『remix』編集長を経て、現在オンラインマガジン『ele‐king』編集長。2010年よりP‐Vineに所属しele‐king Booksの編集者として、音楽や政治、思想から趣味の自転車まで、数多くの書籍の編集/制作を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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