扶桑社新書
シー・シェパードの正体

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 293p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594062149
  • NDC分類 480.79
  • Cコード C0295

内容説明

日本人が知らない、世界でTV放映中のやらせ番組『クジラ戦争』の驚愕中身!日本の捕鯨船を襲撃する“エコテロリスト”の手口、卑劣なプロパガンダ、大金を生み出す背景を徹底的に調べあげた初のシー・シェパード検証本。

目次

第1章 南極海の攻防(“戦争捕虜”、日本へ;大ヒット番組「クジラ戦争」 ほか)
第2章 シー・シェパードの素顔(FBI捜査官の報告;ポール・ワトソンの原点 ほか)
第3章 シー・シェパードを支える面々(税控除対象の“慈善NPO”;「反捕鯨」で急増する寄付収入 ほか)
第4章 狭まる日本包囲網(『The Cove』アカデミー賞の余波;次の標的はクロマグロ漁 ほか)
第5章 調査船団が見たシー・シェパード((財)日本鯨類研究所調査部次長・石川創氏インタビュー)

著者等紹介

佐々木正明[ササキマサアキ]
1971年、岩手県一関市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大外国語学部)卒業。産経新聞社に入社後、神戸総局、横浜総局、大阪本社社会部を経て、モスクワ大ジャーナリズム学部に留学。2007年から東京本社外信部に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

15
最近、聞かなくなったシーシェパードについて。如何に注目を浴びることをして寄附を集めるか、それに徹底的に集中した集団という印象。その目的のために、メディア、ハリウッド、政治家の利用の仕方、『戦場』の選び方、を非常に上手く使った。本当に秀逸。が、その底の浅さから、本気で対抗されると直ぐに消え去る運命の一時の徒花に過ぎない、流行りものに過ぎない。2017/05/06

kenitirokikuti

9
図書館にて。2010年6月刊行の本書よりも同著者の『「動物の権利」運動の正体』 (2022)を先に読んだのだが、前後関係あるのでこちらから▲第1章。2009/10の出来事。日本の南極捕鯨船にシー・シェパード(以下SS)の船がぶつかって沈んだ。怒ったSS活動家が捕鯨船に侵入。彼は同船に乗せられたまま日本で逮捕された。第2章はSSの代表ポール・ワトソンの履歴。本書は動物をめぐる思想(法・倫理)はスルーしているので、直接行動家への懐疑的で敵意に満ちた記述に終始する。2024/10/04

ぱぷお

5
シーシェパード(SS)がいかに利己的でデタラメな団体であるかを語った本。捕鯨船に対する妨害活動中にSSメンバーが海に落ちることがある。そんなとき、SS側は捕鯨船に救助要請を出す。法律上救助する義務があるので、捕鯨船が救助を行い、SSの船に乗せてやると、また違法な妨害活動や破壊活動を再開する。厚顔無恥な団体であることに驚く。SSは環境保護団体を自称しているが、正体は海賊であり、米国の裁判所からも海賊と認定されている。海賊旗を掲げているところから、自認していると思われる。2016/04/23

shigoro

5
日本はSSの暴力に、宣伝となり資金を稼げるから狙い撃ちされてるな。言い続けるれば真実味帯び、正当化されることに腹が立つわ。しかもそれがマスコミ操作として功名ゆえよけい腹が立つ。小生はクジラの肉を食った事ないんで研究はともかく、いまいち必要性の実感が沸かないんだけどね。こうゆうのは結局、国際間での理解なんで、こっちが声を大にして言わないなら、圧力に潰されて終わってしまいそうだな。 2011/08/01

yori

4
★★★☆☆ 正直、自分はクジラやイルカを食べようとは思わない。牛、ブタ、ライオン、ゾウ、クジラ、イルカ。食べてもいい動物と、食べちゃいけない動物の違いって何だろう、、?ただ単純に数の違い?大きさ?賢さ?それとも他にも理由があるのか。。その価値観は他国間で共有出来うるのか?いずれにせよ、シーシェパードの行為は明らかに危険なものであり、ワトソン氏の主張する日本船からの攻撃という主張は、我々の常識から余りにズレている事から事実ではないのでは、、と思ってしまう。2012/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/597687
  • ご注意事項

最近チェックした商品