シャナラの剣(つるぎ)〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 383p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784594048150
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

おまえは、シャナラの王家の子孫だ。世界の運命は、おまえにかかっている!小さな村「日陰谷」に住む青年シェイのもとに、ある日、歴史と魔法につうじた賢者=ドルイドのアラノンが現われた。彼は、シェイに驚くべき話をする…「闇の王」が目覚め、邪悪な影が世界を覆おうとしている。その力に対抗できるのは、古代のエルフ王が残した、伝説の“シャナラの剣”だけだ。だが、この剣を振るえるのは、シャナラ王家の血を引く者にかぎられる。そして、シェイこそが王の子孫だというのだ!こうして、世界の命運をかけた、壮大な冒険の旅がはじまる―。

著者等紹介

ブルックス,テリー[ブルックス,テリー][Brooks,Terry]
1944年、イリノイ州生まれ。高校時代からSFやウェスタンなどの小説を書きはじめる。大学では英文学を学び、弁護士の道に進むべく、法律の学位を取る。大学時代にJ・R・R・トールキンの『指輪物語』と出会い、みずからのファンタジー世界の構築に挑戦。完成した『シャナラの剣』は、全世界で爆発的な人気を得た。弁護士の道を離れて作家専業となり、ユーモア・ファンタジー『ランドオーヴァー』シリーズ(早川書房)など大ヒットを連発。1999年に『スター・ウォーズエピソード1 ファントム・メナス』(ソニー・マガジンズ)のノヴェライゼーション作家に抜擢された。現在は、妻とともにハワイに住み、『シャナラ』シリーズをはじめ、新作に取り組んでいる

清水ふみ[シミズフミ]
東京外国語大学卒。英米文学翻訳家

森野そら[モリノソラ]
東京外国語大学卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

17
帯には「指輪物語」継ぐ最高の冒険ファンタジーとある。それならということで借りて来る。時代は機械文明が戦争によって終わってしまって1000年も2000年も過ぎたあたり。どういうわけかエルフやらドワーフやらが暮らしていて、お馴染みの悪の権化の「闇の王」もいる。その「闇の王」が世界制覇に乗り出そうというとき、エルフと人間の親を持つ若者が戦いに駆り出されてという展開。のっけから、戦いの場面の連続。帯の通りに面白くなるのか?2022/09/23

シュウ

5
「指輪物語」をちょいちょい思い出してしまう作品。作者自身が「指輪物語」をリスペクトしているようで、その影響かな。2015/06/21

ワッピー

3
久しぶりの再読。復活した闇の王に対抗するため、「シャナラの剣」探索に出るドルイド・アラノンと主人公のシェイたちの一行。しかし、剣の後継者シェイは一行からはぐれ、ノーム族に捕らわれたところを怪しげな片手の盗賊パナモン・クリールと物言わぬトロールの相棒ケルトセットに助けられる。著者が「指輪」に憧れて書いただけあって、構造的には似た要素が多いと感じますが、それはそれで楽しめます。人類滅亡後の世界から独自に進化した者たちが人間以外の各種族であるという設定は、トールキンの神話世界に比べるとアメリカ的な印象です。2017/02/18

としし

1
何ともよみにくい印象。著者の語彙の問題なのか、ものすごく平板で起伏のない物語になってしまっている。それなりに舞台装置はそろえているのに、うまく消化できてない。キャラもどちらかというと巻き込まれ型が多く、のめりこみにくい。読み終わっても「続きを読みたい!」と強く思わない点でワタシには向いてない著者だと思った。(読んだけど) 2018/03/26

コギコギ555

1
闇の王に立ち向かうべく、謎の人物アラノンを中心に、エルフと人間との間に生まれた混血の少年シェイ、その他メンバーも一緒に頑張るお話といえばよいのだろうか。指輪物語を知っていれば、別な意味でなるほどとか思ったりするのかな。とにもかくにも上巻を読み終えたので、下巻のフィナーレまでたどり着けるようにしたいところ。個人的には、読み進めていくと、なんとなくハリーポッターの内容が頭の片隅をちらちらよぎったりするのだけれど、これってありなのか?とも思った。2016/09/20

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