内容説明
生まれてまだふつか目の朝のことです。ビンチッヒは目をさましました。しかし、おとうさんもおかあさんも誰も見あたりません。なんと、眠っている間にビンチッヒは群からとり残されてしまったのです。みんなを探しにビンチッヒは旅立ったのですが…。ウィーン生まれの新進作家エルビン・モーザーが描く、美い世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naomi
11
最初は『ぼくははちぞう』に似てるかもって感じましたが、そんなにすっきりとは終わらなくて、シリーズとして続きがあるそうです。ちっちゃすぎて群れからはぐれてしまったビンチッヒが自分の居場所探しの旅に出たってお話、ほんわかと可愛らしい絵です。2017/05/03
遠い日
4
ちびぞうビンチッヒのシリーズ。お父さんお母さんに仕方なく置いていかれた小さな小さなゾウのビンチッヒ。健気に自力で生きていく中、親切なブタの夫婦に拾われ、育てられる。ブタの夫婦と出会うまでの流浪の生活に、ビンチッヒがよく耐え、がんばったことが胸を打つ。愛され、だいじに育てられたビンチッヒの今後はまだ波乱がありそう。シリーズ、読んでみよう。2017/08/01
LACI
3
なぜ、お父さんお母さんは、ビンチッヒを、探せなくて出発したのだろうかと悔やまれながら読み進めましたが、よきぶた夫婦のもとで育ちホッと。この絵本にはまだまだ続きが出版されているとの事。読んでみたい。 2020/06/07
しろくま
0
【対3歳児】【図書館本】 ストーリー:平易/言葉表現:柔/文章量:中▷タッチ:デフォルメ/雰囲気:イラスト的▷食いつき:★★★★⭐︎/反応メモ:リアクションは多くないけどよく見てる。独りぼっちになったビンチッヒに「きっとまた会えるよ」って言ってて、そんな事を言うようになったのか…という感激。/親感想:親、見限り早過ぎない⁉︎笑 いや、分かりやすさの為に無駄な描写を省いただけなんだろうけど、生後2日の我が子を見失ってから諦めるまでの早さに引く。そして、ラスト唐突すぎ。シリーズものだったのね。2024/08/18
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