マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152087645
  • NDC分類 936
  • Cコード C0097

出版社内容情報

全米で200万部突破!「笑えて、泣ける」─読者や書店員に大反響の傑作エッセイ。
名犬のつもりで引き取った仔犬マーリーは、みるみる育って無邪気なバカ犬に!数々の珍騒動を引き起こすが、飼い主夫婦にとって大切なパートナーとなっていく・・・。

内容説明

子育ての練習にと新婚カップルのジョンとジェニーがひきとった、クリーム色の仔犬。頭がいいと言われるラブラドール・レトリーバーを選んだはずが、みるみる大きくたくましく育ってやんちゃなバカ犬に…。落ちているものは何でも飲み込んでみる、網戸は破って出入りしなきゃ気がすまない。大好きな人間はいつでも体当たりとよだれで大歓迎!傍若無人なエネルギーとでかい体で数々の騒動を引き起こすマーリーに、夫婦は振りまわされっぱなし。それでも、待ち望んだ出産、子育て、転職と、人生の転機を支えあって乗り越えていく二人に、マーリーは大切なことを教えてくれた―ささやかな無名の作品として登場し、読者や書店員から愛されてじわじわと全米ベストセラーに登りつめた、名作エッセイ。

目次

プロローグ 完璧な犬
僕と妻と仔犬と
高貴な血統
仔犬が我が家へやってきた
ミスター・ウィグル
妊娠検査薬のゆくえ
悲しみを分かちあう
飼い主と獣と
訓練失格
男の存在価値
アイルランドの幸運
マーリーが食べたもの
スラム病棟へようこそ
真夜中の叫び声
早産の機器を乗りこえるには
産後のうつ病は大変
セレブな町での新生活
オープンカフェはすばらしい
雷に打たれて
ドッグ・ビーチの惨事
北への大移動
はじめての雪
鶏と歩く
老いるということ
奇跡の生還
借り物の時間を生きて
最高の犬、マーリーとの別れ
サクラの木の下で
バカ犬クラブ

著者等紹介

グローガン,ジョン[グローガン,ジョン][Grogan,John]
1957年ミシガン州デトロイト生まれ。セントラル・ミシガン大学で文学とジャーナリズムを専攻。オハイオ州立大学で修士号取得。『サウスフロリダ・サンセンティネル』紙の記者や、『オーガニック・ガーデニング』誌の編集長を経て、2002年以降は『フィラデルフィア・インクワイアラー』紙のコラムニストをつとめている。現在はペンシルベニア州在住

古草秀子[フルクサヒデコ]
翻訳家。青山学院大学文学部卒。ロンドン大学アジア・アフリカ研究院(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際政治学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱせり

14
この本をどのくらい読み進めたころだろう、「世界一おバカな」という言葉が最大級の賞賛だと気がついたのは。いっぱい笑って泣いて、最晩年の日々でさえも、ひたすらに生きようとするマーリーの姿に打たれた。家族とともにいることを喜ぶ姿に打たれた。いつか私たちも(家族ともども)、バカ犬クラブに入れてもらうことを目標に、これからも丁々発止とやろうね、うちの子犬。 2015/07/24

サン

12
はじめから、最後までグッとくる犬と過ごしたエッセイ。思い通りにならないこともあるけれど、犬は応えてくれるし、安らぎを与えてくれる存在なのだと感じた。これは、犬を飼っていたから感じたことかもしれない。読んで良かった。2017/02/11

ruruti

9
TVで、映画を観、原作を読んでみたくなった。アメリカのコラムニストの書いた原作は、ちょっとシニカルで、ユーモアに富んでいて、大いに笑わせ、泣かせてくれた。そして、「犬っていいな~」と思わせてくれ、我が家に家族が1匹増えるのに、背中を後押ししてくれた。今、改めて読むと、「そうそう!」と共感することがなんと多いことか。2012/09/04

hanagon44

5
人生の6分の1~5分の1をともにすることができる毛むくじゃらの相棒は,家族にしようと決めた時から,その個性だけでなく一生も引き受けると決めた存在になります。マーリーは,嵐のように無茶苦茶なエネルギー溢れる行動に,家族と離れたらナーバスになってしまう,気のいいレトリバーで,エピソードの数々に大笑いさせられました。最後の6章くらいは,晩年の話でウルウルから涙,涙の展開となり,これが嫌で手を伸ばすのをためらっていたけど,マーリーの一生を通してこその愛すべき”おバカな犬”エピソード。読んでよかったです。2014/06/05

こもも

5
小川洋子のエッセイで紹介されていた本。人のことだから大笑い出来るけれど、自分だったら冷や汗ものだろうなーと思いながら、それでもやっぱり、大笑いして読んだ。ラストは、大泣きしながら一気に。散々泣いてから、娘と一緒にうちの世界一の犬と散歩に行った。うちのワンコは、とにかくトイレを破壊してしまうので、困っています。ジョンさんのお家のような広い庭が欲しいなあ。で、雷ではなく風が大嫌い。風を恐れて走り出し、暴走について行けずに転んだ旦那を引きずって、公園を暴走しました(笑)。バカ犬クラブに入れるかな?ジョンさん。2014/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/509154
  • ご注意事項