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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
63
おんぼろアパートでの生活。お金を稼ぐためにバイトを探す必要があったり、芝居を練習する場所がなかったりするも、そんなことではへこたれないマヤは、やっぱり普通ではないんだなと思ってしまう。本人の努力はもちろんだけど、運がいいとか、恵まれている部分も大きいのではないかな。たまたま、映画で通行人の役を演じることになったり、学校の演劇部で急遽代役をやることになったりするんですよね。その頃、ライバルの亜弓は王子と乞食の一人二役に挑戦して、新境地を開拓することになる…。貪欲までの二人の芝居への情熱はどこへ行くのか…。2013/11/11
吉田あや
55
映画出演編は意外とあっさりめで終了したものの、月影先生の入院や、新しい演劇の道が始まる展開に突入でドキドキ。舞台を求めて自ら劇場回りを始めるマヤ。ロキシーハートみたいで、あぁマヤにもいつかミュージカルをしてほしいっっと熱望しつつ。マヤは時代ものの「おんな河」、ライバルの亜弓さんは名作「王子と乞食」と、それぞれに商業舞台の初日へ!敵対する人も才能で魅了していくマヤ。ますますこの先が楽しみ!2016/05/16
kagetrasama-aoi(葵・橘)
35
「ガラスの仮面」第六巻。マヤの武者修行編とも言える展開です。映画のチョイ役を真剣に頑張るエピソードが大好きです。亜弓さんも、単なる親の七光美少女ではなくて、努力しているのが凄く素敵です。2024/09/27
南北
32
北島マヤは映画で足の不自由な少女や舞台で子守の少女などの脇役を演じながら、チャンスをつかもうとする一方で、姫川亜弓は「王子と乞食」の乞食役をするなど必ずしも華やかなとは言えない役に挑戦する。マヤが無自覚に適切な演技ができているように見えるのに対し、亜弓は天才とは言われながらも努力を惜しまない様子が対比されていて興味深く感じた。2025/05/06
しゅわ
32
レビュー寄付をきっかけに、一念発起!少女漫画のいわずとしれた名作!を再読中です。アイドル映画のちょい役、そして演劇部で急遽代役に立った女王陛下役、そして飛び込みでいろんな劇場に売り込み→子守役をげっと!…とマヤちゃん武者修行!?の巻です。ライバル亜弓さんの貪欲さもハンパないです。 貧乏生活がたたったのか?持病の心臓病が悪化するつきかげ先生。いくらファンだからといって、先生の入院費や手術代を出すって…紫のバラの人を少しは怪しもうよ。君達…とツッコミ入れまくりでした。2014/06/05