出版社内容情報
梨屋 アリエ[ナシヤアリエ]
内容説明
中学1年生の松木鈴理は、自転車で転びそうになったひいおじいちゃんを助けてくれた高校生の近藤彗を、運命の人だと思った。彼は同学年の近藤光の兄で、そして湯川夏海という可愛い想い人がクラスにいるらしい。その湯川夏海はいま恋愛より、親友の野上未莉亜が心配でたまらない。爽やかイケメンの山西達之と付き合い始めてからの変化に、なんだか嫌な予感がしていて…。高校生7人+中学生3人、それぞれの真剣な想いに共感する青春ストーリー。
著者等紹介
梨屋アリエ[ナシヤアリエ]
栃木県生まれ。『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞、『ピアニッシシモ』で第33回日本児童文芸家協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
19
ふぅー、やっと読めた。中高生のみなさんにはきっと本書はキラキラしていて、素敵なものいっぱいで、恋に恋するお年頃の女子たちが好きな世界なのでしょうね。 そもそも対象年齢が違う。ちょっと生々しい話がありすぎて引いてしまいました。ごめんなさい。少しばかり過激では?と思ってしまった。どの人物にも特別感情移入はできなかったけど、鈴理たんパートは逆の意味で面白かった。この子は!!と思った。2017/06/24
ヨシ
14
『きみスキ』の続編。でも、『きみスキ』を超えることは難しかったようだ。大切なものを失った時の心のありようが人物毎に異なっていて、共感できる人やそうではない人と自分の中で色分けされていくのが面白かった。作者のあとがきは心に残る。これを読むために本編を読む価値あり、かも。2021/03/08
緑茶
13
青春真っ盛りの中高生の物語。登場人物一人ひとりのキャラが個性的で、でもどこかにはいそうな感じがして、とてもテンポ良く楽しんで読めました。欲を言えば山西・未莉亜カップルをもう少し掘り下げて欲しかったかも、、、school e libraryにて2020/05/10
カモミール
13
私的には微妙?ちょっとしっくりきませんでした。2017/02/26
半熟タマゴ
8
前作があることを知らず本作を読んでしまいました。7人の高校生+3人の中学生の青春ストーリー。登場人物が多いので頭の中だけだと把握しにくくメモしながら読めばよかったと後悔。前作読んでからまた再チャレンジしようかなと。2021/12/18