集英社文庫<br> 父親 〈下〉

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集英社文庫
父親 〈下〉

  • 著者名:遠藤周作
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 集英社(1983/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087506310
  • NDC分類:913.6

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内容説明

不倫の恋が発覚し、純子は家を出たが、宗の自分に対する愛が家族の絆を断ち切るほど強くなかったことを知る。一方、菊次は社内の派閥争いや新製品の機密漏洩事件を契機に次第に孤立してゆく。また息子の公一は学生運動に走る。石井家に起こる様々な亀裂――。幾多の試練を乗り越え逞しく生きる父と娘の真実を赤裸々に描く問題作の下巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カーミン

6
長女純子は、不倫の発覚で家を出て一人暮らしを始めるが、不倫相手の宗は家族を棄てる決心がつかない。また父親の菊次は、社内の派閥争いや機密漏えいの責任を取り、辞職を余儀なくされる。しかし、結末は何となくハッピーエンドに結ばれ読後感は悪くない。2015/01/25

タヌキバヤシ

2
父の葛藤。面白い。非常に面白い。うまくはいえないけど。超おすすめ。2008/08/08

taro jirou

1
40年以上の前に読んで以来であり、社会の認識が随分と変化したことを再認識しました。「けじめ」を思い出させていただきました2024/08/21

ぷかきょん

1
35年前に書かれた本だが、今に通じる事が多々。一父親として勉強になりました2019/01/10

ぷるぷる

1
後半の方がまだ面白い。しかし時代を感じます。娘の不倫と父親の会社での権力闘争に巻き込まれた姿。当時はきっと共感された話なんでしょう。いわゆる日常系のストーリーでどうも大衆ウケを狙った感があって鼻につきます。高度成長時代の悩み事ってなんとなく日本全体の考え方が変わっていくことに対する不安くらいなもんだったんだなと思いました。ドラマ化された時にはタイトルが「松田聖子のはじめての情事」となっていて大人になる女性の青春モノになってしまったようです。そのなってもしょうがない感じは分かります。2017/12/30

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