出版社内容情報
森羅万象への愛がこめられた、宮沢賢治の代表作。「ポラーノの広場」「春と修羅」などを収録。
○もくじ
ポラーノの広場 ・・・・・・4
四又の百合 ・・・・・・130
「春と修羅」より ・・・・・・141
「雨ニモマケズ手帳」より ・・・・・・177
解説 堀尾青史 ・・・・・・182
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
20
久しぶりに宮沢賢治の小説を読んだけど、やっぱり私にとっては読みにくく合わなかった。2024/09/24
深田水松
9
表題作の他に小説二篇と詩が収録されています。子ども向けですが、本格的で作者の世界を味わえます。初めて詩というものにこの本で触れた気がします。「永訣の朝」など感動します。
テツ
1
最初の部分で誤解されがちだけれどこれは決して雄雄しい詩なんかじゃない。「雨ニモマケズ」なんていう言葉は力強い物じゃない。最後まで読めば諦観さと無力さとに包まれて、それでも誰にも見えない場所でひっそりと大地に根ざすような力強さへの憧れが心に響くんだと思うんだけどなあ。賢治は何になりたかったのだろう。 賢治がなりたかったような存在になれればいいなとは思うけれど、彼に示された姿は神性を帯びていて、生きたままで近づくには遠すぎる。2013/04/30
さかなこ
0
こんな人間になるのって無理だろうなぁ…と思う。 でも、なりたい。2015/01/02
kimietam
0
長女と読了。 ソウイウモノニ ワタシ「モ」ナリタイ。2011/06/02