出版社内容情報
中原 淳[ナカハラ ジュン]
パーソルグループ[パーソルグループ]
内容説明
大手7社/2.5万人に調査!!現場で集めた声×経験・勘・度胸に頼らない人材育成の理論。「どうすればアルバイト・パートを効率よく採用できるか」「どうすれば一人前の人材に育てられるのか」に科学的にフォーカスした「店長・マネジャーのための教科書」の“決定版”。
目次
第1章 データで見る「人手不足」のリアル―「職場づくり」への発想転換
第2章 「いい人材」に来てもらう―採用ステージ
第3章 「すぐ辞める」はこうして起こる―新人ステージ
第4章 「定着」させて、一人前に育てる―中堅ステージ
第5章 「職場のリーダー」を育てる―ベテランステージ
第6章 アルバイト育成の未来へ―シニア活用
著者等紹介
中原淳[ナカハラジュン]
東京大学大学総合教育研究センター准教授/東京大学大学院学際情報学府(兼任)/大阪大学博士(人間科学)。1975年北海道旭川生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、米国マサチューセッツ工科大学客員研究員などを経て、2006年より現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発、リーダーシップ開発について研究している。専門は経営学習論・人的資源開発論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なっぱaaua
6
非正規雇用であっても、しっかりと関わることが大事と教えてくれる本。放ったらかしが一番ダメというのは普通のビジネス本で育成に関してよく言われているが、非正規だって同じですよということ。同じ人間だもの、それは納得いくものです。信頼関係、見ててくれるか、主婦においてはお金はあまり関係ない。うちの職場も働き易い職場を目指して変えていこう。机の中に置いておいてすぐみれる状態を作っておきたい、参考書でした。2018/03/14
まめまめ
5
採用する立場ではないのだけど、面白かった♪2016/11/12
kiki
4
最近は有効求人倍率が高まり、いわゆる売り手市場の状況。雇い主としては、良い人材を確保し、長く勤務してもらえることが経営安定に必要不可欠。すぐに辞める職場は、職員間のコミュニケーションが悪い。また、採用面接で聞いていない事態が起きると、お互いの認識ギャップが生まれ、辞めるリスクが高まる。単に賃金アップだけでなく、やりがいを与える、教育担当をつける、全体ミーティングを設ける、談話スペースを設ける、困った時のフォロー体制が充実している、こまめに話を聞くことが重要。シニアは、特別扱いはせず、孤立させないこと。2017/01/14
つっきー
2
「これからの企業や職場には『アルバイトを選ぶ側』から『アルバイトに選ばれる側』へとスタンスを変えることが求められています」学生・主婦・フリーターそれぞれのニーズがデータで示されていたりなど、非常に参考になった。うちの会社は外食・小売ではないけど、ほとんどのことを応用できると思う。2019/02/03
kooichi1971
2
アルバイトが集まらないんだよねー。時給が安すぎるのかな。あと20円上げよう!人手不足に悩む店長たちはそう考えがちですよね。でもちょっと待って。もっと見直すべき部分あるんじゃないですか。それを本書は提示してくれます。中原淳先生が過去の著書でおっしゃっていたことの復習にもなりました。2017/03/20