内容説明
この本では、たくさんの楽しいイラストや図を使って、睡眠のしくみをめちゃくちゃやさしく解説します。睡眠の重要性や、快眠のコツが、よくわかると思いますよ!
目次
0時間目 イントロダクション(睡眠はとっても大事!)
1時間目 ぐっすり眠るための基礎知識(睡眠には大きく2種類ある;快眠のツボ)
2時間目 眠りをもたらす体のしくみ(眠気はなぜやってくる?;1日のリズムをつくりだす体内時計 ほか)
3時間目 動物たちの眠り事情(動物たちのさまざまな眠り)
著者等紹介
林悠[ハヤシユウ]
東京大学理学部生物学科教授、京都大学医学部人間健康科学科特定教授、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構客員教授。博士(理学)。1980年、山口県生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。専門は神経科学。なぜ動物は眠るのか、睡眠の生理的な意義の解明を目指すとともに、得られた成果をもとに、認知症や精神疾患など、睡眠の異常を伴う疾患の病因の理解と予防治療法の開発へとつなげることを目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
109
シリーズ25冊目。0限目にイントロダクションがあり、1時間目に睡眠の種類があり、快眠のために睡眠日誌が大事とある。最新のスリープテックには驚かされる。脳波検知と光で夢をコントロールして明晰夢をも体験できるらしい。2時間目で眠気の仕組みとしてオレキシンの紹介と体内時計としての時計遺伝子、夢の仕組み、睡眠関連の病気の解説。3時間目動物たちのさまざまな眠りと冬眠の研究について。なかなか盛り沢山の内容でした。他も読みたい。https://www.newtonpress.co.jp/book/Bunkei.html2023/03/15
パフちゃん@かのん変更
23
睡眠不足は万病のもと。日本人の睡眠時間は加盟33か国中最短。寝だめはダメ。寝る子は育つは科学的に正しい。レム睡眠のレムとは急速眼球運動。寝る前のスマホはダメ。寝る前の飲酒も避けたほうがいい。朝日を浴びるのが良い。ほとんど毎晩夢を見ているのを忘れているだけ。レム睡眠の夢ははっきりしている。いびきや睡眠時無呼吸症候群は横向きやうつ伏せで寝るとよい。などなど・・2023/06/04
PARO
2
ノンレム睡眠は一回目が大事。ステージ3まである。昼寝は15分から20分がステージ2で覚醒できる。昼寝30分以上だとステージ3になって深い眠りになる。レム睡眠では夢を見る。早朝から正午までに30分から2時間、日光を浴びると体内時計がリセットされる。イルカは半分の脳は睡眠している。金縛りは、いきなりレム睡眠になるからおこる。睡眠負債は脳の老廃物をきれいにできないから、アルツハイマーや脳の病気になる。起きる前にコルチゾール量が増えることで覚醒できる。睡眠記録を2週間つける。日中活動で眠くならないのが良い状態。 2024/07/22
kaz
1
マニアックなところもあるため、内容は必ずしも「めっちゃやさしい」ということはないと思うが、説明の表現はわかりやすい。睡眠の重要性やきちんと眠るためのコツ等は納得できる。薬の効果を高めるためにも、規則正しい生活を送ることが大事かもしれない。図書館の内容紹介は『眠っている間何がおきている? どうすれば毎晩ぐっすり眠れる? 睡眠の重要性、快眠のコツなど、睡眠のしくみを豊富なイラストや図を用いてやさしく解説する。動物の不思議な睡眠の実態や、冬眠のおどろくべき機能も紹介』。 2023/03/18