終わらない“占領”―対米自立と日米安保見直しを提言する!

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終わらない“占領”―対米自立と日米安保見直しを提言する!

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  • サイズ A5判/ページ数 234,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784589035240
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C1031

内容説明

敗戦と占領、朝鮮戦争勃発と自衛隊の発足、「独立」と引き換えの日米安保条約・地位協定の締結、沖縄の本土復帰、日米安保「再定義」から米軍再編・再々編へという現在までの戦後の日米安保体制を中心にした日米関係の歴史と現状を、終わらない占領という視点からあらためて検証し直す。

目次

第1部 戦後史における日米関係の実相―いまも続く事実上の占領(日米関係の実相―終わらない「占領」;属国問題;戦後日本における沖縄の位置;自衛隊の歴史と米軍との関係史;)
第2部 政権交代と普天間基地問題の変遷―対米自立の模索と挫折(日本は本当に民主国家・独立国家なのか―対米従属から対米自立への転換を;民主党政権と米軍再編;日米地位協定にみる日米関係―未だ占領下の日本・沖縄)
第3部 米軍再編と在日米軍基地から見える本質―「目下の同盟」と「軍事植民地」(米国が用意する日本の対中国参戦態勢の口実―「接近阻止・領域拒否」概念と「エアシー・バトル」を中心に;沖縄密約と秘密保全法;米軍再編と沖縄米軍基地;岩国から見えるもの)
第4部 煽られる領土問題の深層―米国による東アジア分断政策の影(尖閣諸島にどう対処すべきか;日韓領土問題と戦後アジア秩序―二つのシステムの併走と未決の歴史問題;北方領土問題について考える―問題解決を遠ざけている者どもを一掃せよ)

著者等紹介

孫崎享[マゴサキウケル]
1943年生まれ。旧満州国鞍山出身。1966年東京大学法学部中退、外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダ(公使)勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002年より防衛大学校教授。この間公共政策学科長、人文社会学群長を歴任。2009年3月退官。著書に『日本外交―現場からの証言』(第2回山本七平賞受賞)等

木村朗[キムラアキラ]
鹿児島大学教員、平和学専攻。1954年8月生まれ。北九州市小倉出身。現在川内原発差し止め訴訟原告団副団長を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hiroki Nishizumi

3
幼少期も含め相当の間対米依存、対米従属を当然の価値観として生きてきたが、おかしいと気づいたのは何時の頃だろうか。大手マスコミの偏向とも言える報道姿勢はどこからくるのだろうか。本書は従来の問題点を洗い直す一方幅広い意見を集めて参考になった。特にガバン・マコーマック氏の考えは目新しく感じ、オーストラリアや英国の対米従属性の現実、孫崎史観への疑問などものの見方が広がった。川内博史氏の民主党政権における生々しい腰砕け要人の実態も良かった。2014/11/01

Shuhei Ueno

0
主体性のない米追従なんて有り得ないと思っていたけど、どうなんかなと思わせるくらいのリアリティはある。でもそんなに分かりやすくコントロールできないでしょう。自分ちもひとんちも。2014/09/18

かしかし

0
難しい部分もあったがテーマも面白く学びを得た。2014/02/26

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