デリダ 歴史の思考

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デリダ 歴史の思考

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588151019
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

哲学的伝統と言語のシステムに囚われることなく歴史を思考するために脱構築の思想を形成した初期デリダの諸論考を精読する。「歴史とは何か」と問うとき、われわれは起源から目的へと直進する哲学的伝統と言語のシステムに囚われてしまう。一九六〇年代のデリダはそのような歴史、あるいは歴史を思考することの困難をモティーフとして脱構築の思想を形成し、自らの理論の射程を爆発的に拡大していった。初期デリダの諸論考をクロノロジックに読み解くことで、その独創的な仕事に通底する「歴史の思考」を示す。

凡 例



 序論──歴史の思考

  一九六〇年代のデリダ

  歴史の形而上学的な概念──エピステーメーとしての歴史

  歴史と言語──アイノスとしての歴史性

  歴史の思考

  本論の概観

第一章 歴史の思考と時代(エポック)の問題

 一 遅延と抗争(一九六二─六三年)

  フッサール『幾何学の起源』概観

  遅延としての歴史──『幾何学の起源・序説』

   (1)伝承と超越論的歴史性

   (2)言語とエクリチュール

   (3)理念と目的論

   (4)意味としての歴史

   (5)存在論的問い

   (6)遅延

  エクリチュールと構造──「力と意味作用」

  抗争としての歴史

 二 歴史主義のアポリア(一九六三─六七年)

  デリダと歴史主義

  フーコー論における歴史主義批判──「コギトと狂気の歴史」

  時代(エポック)の問題──『グラマトロジーについて』

  おわりに──デリダ─フーコー論争の行方

第二章 言語の問いから脱構築の戦略へ

 一 脱構築の継承と言語の問い(一九六四─六五年)

  ハイデガーにおける「言語の問い」──『ハイデガー』講義

   (1)「言語の問い」

   (2)隠喩

  レヴィナスにおける「言語の問い」──「暴力と形而上学」

   (1)歴史性概念の移動

   (2)言語の問いと隠喩

  二つの終末論の近さ

 二 エコノミーと戦略(一九六六─七一年)

  資源(リソース)の問題

  一般的エコノミー

  戦略の形成

第三章 現前と痕跡──現前の形而上学論の成立

 一 理念の奇妙な現前──フッサール論の変遷(一九五三─六七年)

  はじめに──無限と無際限

  カント的意味での理念──『発生の問題』から『幾何学の起源・序説』へ

  生き生きとした現在──『幾何学の起源・序説』から『ハイデガー』講義へ

  有限なる無限の差延──『声と現象』

 二 痕跡の生成──レヴィナスとの交差(一九六四─六八年)

  レヴィナスにおける「痕跡」

  「痕跡」への注目──「暴力と形而上学」雑誌版

   (1)痕跡、エクリチュール

   (2)痕跡としての現前?

   (3)生き生きとした現在と痕跡

  デリダにおける痕跡概念の生成

  おわりに──「暴力と形而上学」書籍版

第四章 『声と現象』とハイデガー

 一 自己触発の射程

  デリダの自己触発論──『声と現象』

  自己触発論の背景

  ハイデガーからデリダへの自己触発の受け継ぎ

   (1)自己触発と自己伝承

   (2)アンリとデリダ

   (3)根源的時間と差延

 二 真理の歴史──アレーテイア、痕跡、贈与

  声と真理

  『声と現象』におけるZeigen

  真理と痕跡

  真理の歴史

  出来事と真理

  おわりに

第五章 脱構築の展開と歴史の思考

 一 もうひとつ別の歴史性──出来事と正義

  歴史の思考と差延の思考

  歴史と出来事

   (1)知/非─知

   (2)可能なもの/不可能なもの

   (3)地平/垂直性

  出来事と正義──『法の力』における歴史の思考

 二 目的論における終末論の裂け目

  目的論について

  終末論について

  目的論と終末論

  差延の二つの運動

  おわりに──差延のエリプシス

補論 生き延びとしての翻訳──来たるべき言語に向けて

  フッサールの翻訳論

  翻訳可能性と一義性

  変形としての翻訳

  「生き延び」としての翻訳──ベンヤミンの翻訳論

  「来たるべきひとつの言語」



   あとがき

   事項索引

   人名索引

亀井 大輔[カメイ ダイスケ]
著・文・その他

内容説明

形而上学的伝統と言語のシステムに囚われることなく、歴史を思考することははたして可能なのか。脱構築の思想をまさに形成せんとする若きデリダを突き動かしたモティーフを明らかにする。

目次

序論―歴史の思考
第1章 歴史の思考と時代の問題
第2章 言語の問いから脱構築の戦略へ
第3章 現前と痕跡―現前の形而上学論の成立
第4章 『声と現象』とハイデガー
第5章 脱構築の展開と歴史の思考
補論 生き延びとしての翻訳―来たるべき言語に向けて

著者等紹介

亀井大輔[カメイダイスケ]
1973年生。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、立命館大学文学部准教授。専門は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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Hiroshi Toya

1
デリダの思考を初期から後期にかけて、「歴史の思考」というキーワードのもとで読みたいた著作。一つのモチーフが、ハイデガーやレヴィナスとの対話のなかで、様々な概念と繋がり、様々な語られ方をしながら、練り上げられていく。その様子を膨大なテクストの精読によって解き明かしている。大変勉強になりました。2020/06/09

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