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内容説明
F.W.テイラーは、約100年前に生産現場の成り行き管理に対して科学的管理法を実践し、その後の生産マネジメントを確立した。今日、生産現場に残されている成り行き管理は、チームワークのマネジメントであり、これを形式知として生産マネジメントの管理対象に取り込む必要がある。従来のIE(生産工学)に基づく生産システムの評価と、チームワークに基づく社会システムの評価から成る社会生産性の構築は、現在政府が進める「働き方改革」の生産現場における基軸となる。著者長年の研究成果。
目次
ものづくり生産現場のチームワーク
第1部 産業界での実証研究の前に
第2部 生産現場からのチームワーク評価因子の抽出
第3部 ITDの構築と検証/国内
第4部 社会学の視点
第5部 GITDの検証/海外
第6部 社会生産性とチームワークマネジメント/GITDの発展
補遺 経営シミュレーションにおけるチームワーク
著者等紹介
野渡正博[ノワタリマサヒロ]
1948年横浜生まれ、玉川大学名誉教授、博士(工学)(玉川大学)、博士(心理学)(中京大学)、産業社会学者、GITD Institute主宰。(財)日本科学技術連盟(JUSE)、(社)日本能率協会(JMA)、日本インダストリアル・エンジニアリング協会(JIIE)および(公社)日本経営工学会(JIMA)でチームワークについて企業人と調査研究。この間、JMA、JIIEより各種論文賞受賞。研究論文はJIMA、JAIOPを主として他多数、国際会議でのGITD報告多数。ミシガン大学、ノーステキサス大学、パデュー大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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