出版社内容情報
歴史に埋もれた小部隊の戦い、第6弾。今回は、アラブ義勇兵、自由インド兵団、第14空軍地上師団などの知られざる戦いを収録。歴史に埋もれた小部隊の戦い。第6弾
『アーマーモデリング』の長期連載、通称”ラスカン”を大幅に加筆・再編集。
歴史の分岐点に数えられるような第二次大戦の大作戦には目もくれず、
知名度が低く装備も貧弱な小部隊が辺境でけなげに戦う(あるいは逃げまわる)ような
戦いを掘り起こしてご紹介します。
今回は、北アフリカでの特殊作戦に携わったアラブ義勇兵、
日本にも縁のあるチャンドラ・ボースのもとでインド解放を目指した自由インド兵団、
弱体なれど要領のよさは抜群だった第14空軍地上師団、
フランス製の装備をもって連合軍のノルウェーへの上陸を待ち続けた戦車師団”ノルヴェーゲン”
などの知られざる戦いを収録。
希少な記録写真、装備の実数を記した詳細な部隊編成図も多数掲載しています。
高橋慶史[タカハシヨシフミ]
著・文・その他
内容説明
決して教科書には載ることのない小規模なドイツ軍戦闘部隊(戦闘団)の奮戦を紹介するシリーズの第6巻。インド、アラブ、ウクライナなどの外国人義勇兵部隊の知られざる活動、ノルウェーやオストプロイセンでの戦い、強運の空軍地上師団の顛末を描く。少数のヤークトパンターをもって、連合軍の戦線後方を撹乱し続けた“もうひとつのヴィーキング”も必読。
目次
第1部(すべてはアラーの思し召し「第287(アラブ)特別連隊」
チャンドラ・ボースの夢「第950(インド)歩兵連隊」
自由をわが手に「SS第14武装擲弾兵師団(ガリツィア第1)」
民族独立のために「SS第20武装擲弾兵師団(エストニア第1)」)
第2部(空軍地上師団ついに戦わず「第14空軍地上師団」;ノルウェーの森「第25戦車師団/戦車師団“ノルヴェーゲン”」;千年帝国の落日「オストプロイセンの戦い序曲」;(狩りをする)豹たちに明日はない「戦闘団“ヴィーキング”」)
著者等紹介
高橋慶史[タカハシヨシフミ]
1956年岩手県盛岡市生まれ。慶応義塾大学工学部電気工学科卒業後、ベルリン工科大学エネルギー応用工学科へ留学。電力会社を経て電気工事会社に勤務し、海外インフラ担当。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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