目次
表現の役割と重要性
第1部 実体の三つ組(数的区別と実在的区別;表現としての属性;属性と神の名称;絶対者;力)
第2部 平行論と内在性(平行論における表現;二つの力と神の観念;表現と観念;非十全性;デカルトとスピノザ)
第3部 有限様態について(様態の本質、無限から有限への移行;様態の存在;身体は何をなしうるか;三つの秩序と悪の問題;倫理的世界観;共通概念;第三種の認識に向かって;福)
スピノザにおける表現の理論(哲学における表現主義)
著者等紹介
ドゥルーズ,ジル[ドゥルーズ,ジル] [Deleuze,Gilles]
1925年生まれのフランスの哲学者。1969年からパリ第八大学教授をつとめる。ドゥルーズは概念の創造に哲学本来のあり方を探り、自ら概念を新たに創造することによって哲学を作り直そうとした。1995年11月4日死去
工藤喜作[クドウキサク]
1930年横浜に生まれる。東京教育大学大学院博士課程満期退学。筑波大学名誉教授、目白大学名誉教授。文学博士。2010年死去
小柴康子[コシバヤスコ]
旧姓・中村。1956年千葉県に生まれる。東京女子大学文理学部卒。筑波大学大学院博士課程満期退学
小谷晴勇[コタニハルオ]
1960年横浜に生まれる。筑波大学大学院博士課程満期退学。日本哲学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。