内容説明
日本人と外国人にとっての和食はどう違うのか?江戸時代の人々はどのような料理を食べていたのか?鯨食は日本の伝統文化なのか?そもそも和食って何?…「和食文化」を学ぶ羅針盤。伝統的な日本の食文化を「和食文化」と定義し、様々な謎や疑問について、歴史や材料など多角的に探り、文化を守る取り組みも紹介する。
目次
和食の空間・和食のいろいろ(外から見た和食;東の和食、西の和食)
和食の歴史・和食の変遷(江戸時代から学ぶ「未来の食」;戦後家庭料理の変遷―「社会が変わる・台所が変わる」 ほか)
和食の材料(和食と魚;和食は、どのように作られるのか? ほか)
和食の思想・宗教・教育(和食と宗教;和食とサービス ほか)
著者等紹介
佐藤洋一郎[サトウヨウイチロウ]
京都府立大学教授、総合地球環境学研究所名誉教授。専門は植物遺伝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tetsubun1000mg
9
食の東西の分岐点や、地方によって独特の食材やメニューがあるなどのコーナーは深いリサーチで面白かった。 中盤から大学や大学院の調査・研究素材になるとか、こんな切り口で課題を探してはなどの解説が出てきて方向が変わってくる。 元々がいろんな分野の研究者に和食につて書いた文章を集めてあるのでこうなるようだ。 でも全国のグルメ雑誌とは違って、茶会での懐石料理の始まりや正式なすすめかたが画像付きで紹介されるなど参考になった。 たまにはこんな硬さもいい。2022/04/15
yurari
3
水菜は油と相性が良いからクジラや油揚げと一緒に食べるというのはなるほどと思った。様々なテーマを扱っているが、そのために統一感に欠けているような印象‥。編者の佐藤さん担当部分は面白かったので、他の著作も読んでみようと思う。2022/04/26
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