平凡社新書<br> 安倍晋三「迷言」録―政権・メディア・世論の攻防

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平凡社新書
安倍晋三「迷言」録―政権・メディア・世論の攻防

  • 徳山 喜雄【著】
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  • 平凡社(2016/01発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858020
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

安保法制、戦後70年談話、メディアの距離、歴史認識など、安倍首相やその周辺の発言を拾い、「言葉」を通じて政治状況を読み解く。

はじめに
「断定口調」「レトリック」「感情語」/両極に振れつづける負の連鎖

第1章 安保法制をめぐる首相の「迷言」
「私は総理大臣なんですから」/ポツダム宣言を読まずに「戦後レジームの脱却」
「早く質問しろよ!」で議場が騒然/「日教組!」「木鶏たりえず」
ヤジを放置する「今の日本の空気感」/与党のオウンゴール/無理筋の理屈
学者の言葉と政治家の言葉/頻繁に使われる「レッテル貼り」/斎藤隆夫の反軍演説
強行採決後に「丁寧に説明していきたい」/安保法制をめぐる各紙のスタンス
「アベ政治を許さない」/「法的安定性は関係ない」と言い放つ首相補佐官
「他に適任がいないんだよねえ」/抗議行動を報じる「一方通行の言論」
同じ土俵で議論ができない国/想定事例の現実味/元最高裁長官の明快な批判
新たな安保法制が成立/カウンターデモクラシーの新しい動き
「国民多数が望まぬなら不要にできる」/イエスかノーかの劇場化に陥る

第2章

内容説明

「早く質問しろよ!」「国民の理解が深まっていない」「全く正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」政治家に失言や暴言はつきものだが、かつてこれほど「迷言」を吐く首相がいただろうか。自分に対する批判は「レッテル貼り」「デマゴーグ」。一方で自らが発する暴言は「言論の自由」。安保法制、戦後70年談話などをめぐる「アベ流言葉」を通して政治・言論状況を読む。

目次

第1章 安保法制をめぐる首相の「迷言」(「私は総理大臣なんですから」;ポツダム宣言を読まずに「戦後レジームの脱却」 ほか)
第2章 戦後70年「安倍談話」を検証する(読売までも首相と一線を画す;「未来志向の談話」 ほか)
第3章 報道を分裂させる権力中枢(テレビ局へ「公平中立」を求める要望書;大手メディアへの警戒心 ほか)
第4章 祖父ゆずりの憲法観と歴史認識(「96条の先行改正」で改憲;特定秘密保護法案の成立に専念 ほか)
第5章 東京オリンピック騒動と原発(相変わらずの断言調;槇文彦氏が五輪メーン会場案に異議 ほか)

著者等紹介

徳山喜雄[トクヤマヨシオ]
1958年生まれ。朝日新聞記者。写真部次長、雑誌『AERA』フォトディレクターなどを務める。東欧革命やロシア・旧ソ連諸国の崩壊などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カープ坊や

12
自分の暴言は「言論の自由」なれど 自分への批判は「レッテル貼り」だと逆切れし 意見の違う人の話を一切聞くことなく暴言・迷言を連発するアベ首相。 お友達だけに囲まれた裸の王様は マスコミさえも恫喝で牛耳り、自分への批判・反対意見を許さない世の中になりつつある現状に 本人はご満悦だろうが国民には悲劇以外なにものでもない。2016/03/18

どら猫さとっち

7
安倍首相の野次などの妄言の背景にあるものは何か。その正体を紐解くのがこの一冊。憲法改憲、東京オリンピック誘致とそれをめぐる問題、原発再稼働…。これらはすべて安倍内閣=自民党がやろうとしていることだ。我々はこのあべこべな言動で、戦争へ向かおうとしている政治を阻止しなければならない。そのためにも、本書を読んで安倍内閣の危険性をよく知っていなければならない。2016/01/24

田中峰和

6
以前、安倍の参謀役・世耕が、早口で滑舌の悪い安倍にしゃべり方の指導をしていたのを憶えている。それでも語尾が「ごじゃいます」になるのと失言は治らなかった。「早く質問しろよ!」は失言ではなくヤジ。総会屋じゃあるまいし、ボンボンの総理大臣が吐くべき言葉ではない。迷言の中には、根拠のない断定も多い。集団的自衛権の際には「戦争に巻き込まれることは絶対にない」、五輪誘致演説では、汚染水が漏れているのに「状況はコントロールされている」と発言。自らが発する暴言は言論の自由と言い、批判にはレッテル貼りとデマゴーグと逃げる。2016/04/03

しんすけ

4
「国民の意見は聞きたくない。思いつきでも自分の考えを絶対に通す。総理大臣だからそれは出来る。」これが現在の安倍晋三を端的に表現する言葉だ。このような見解と行動に対し日本国民の大半は諦観を持ちはじめている。「どうせ、低脳の発言であり、その行動だから仕方が無い」という諦観である。ところが、この諦観こそが日本を危機に陥しめると著者は警鐘を放っている。国民の大半が相手にしなくなった籾井勝人を例に挙げながら、相手にしないことの危険性を説いている。2016/03/04

SK

3
65*不誠実な国会での答弁は、安保法の時のみならず、現在も続いている。「迷言」録というよりは、メディアの報じ方に力が入っている。書名と中身のミスマッチ。2017/02/16

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