出版社内容情報
「ぷよぷよプログラミング」入門書。想定読者は中高生のみなさんで、とくに前半の解説や特別収録コンテンツは大人と一緒に小学生から読めるレベル感を目指しました。
1991年の初代登場から30年を超えて多くのファンに支持されるアクションパズルゲーム『ぷよぷよ』。製品版と同じ公式の「ぷよ」の絵を使って、『ぷよぷよ』の雰囲気を楽しみながら、ゼロからゲームを作ります。開発環境にはJavaScriptとMonaca Educationを使用。必要なのはコンピュータのブラウザだけで、いつでもどこでも、遊びの延長線上ですぐに試せるのも特徴です。
本編では、新しい「ぷよぷよプログラミング 2.0」のソースコードを全文掲載したうえで、第一線のエンジニアが基本の知識×テクニックを厳選解説。15のSTAGEを通して一歩ずつ完成に近づく「体験」を積み重ね、実践に効く「王道ムーブ」が自然と身につく。そんな将来へとつながる実力を養う、本格派の一冊をお届けします。
【特別収録】『ぷよぷよ』製品版の開発者(セガ)とeスポーツのトップクラスのプロ選手による書き下ろし記事も必見です!
【目次】
■STAGE 01 「ぷよぷよ」を作ってみよう! ゼロから自分のゲームを作ろう
■STAGE 02 開発環境を用意しよう! 自分でプログラムを書いて、実行してみよう
■STAGE 03 ステージを作ってみよう! Web開発の基本&実践
■STAGE 04 「ぷよ」を表示させてみよう! ゲーム画像の管理&表示
■STAGE 05 自由落下させてみよう! 状態遷移によるアニメーションの実現
■STAGE 06 ぷよを消してみよう! 再帰テクニックの有効活用
■STAGE 07 全消しを作ってみよう! ブラウザの機能を活用したアニメーション
■STAGE 08 プレイヤー操作のぷよを落下させてみよう! 自由に動くゲーム内物体の追加実装
■STAGE 09 [↓]キーで落下速度を増してみよう! キーボードイベントの処理
■STAGE 10 左右に動かせるようにしよう! 左右移動の衝突判定
■STAGE 11 回転させてみよう! すべてのパターンの網羅&確認
■STAGE 12 ネクストぷよを出してみよう! 画面構成の拡張&改造
■STAGE 13 スコアを表示しよう! 得点の計算&表示の実装
■STAGE 14 ゲームオーバー画面を作ろう! 高度な数式に基づいたアニメーション表現
■STAGE 15 スマートフォン対応してみよう! タッチ処理&Viewport設定と拡大縮小
□SPECIAL① 理想のぶつけ合い プロ選手が見た『ぷよぷよ』の奥深さ ◆ぴぽにあ
□特別寄稿 本書のレビューを終えて ●中嶋 謙互
□SPECIAL② ゲームを完成させる 製品版のゲーム開発の舞台裏 ◆上田展生