中公文庫<br> 甘辛の職人

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中公文庫
甘辛の職人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122042940
  • NDC分類 588
  • Cコード C1195

出版社内容情報

どじょう、牛鍋、すし、和菓子…本の食文化を支えてきた職人が守ってきた道とは何か。風土に根付く食文化を、いろいろな角度から迫る、食の職人の世界。,,,,,,,

内容説明

よりよい味を求め、道を極める職人たち。間口を広げるより奥行きを深めるかのように、ひとつの技を守りぬく姿。歴史が宿る技と芸。そこには、失われつつある日本の食の伝統と職人ならではの「ひと」の魅力が光る。美味真味を知る著者が、なが年渉猟した、日本の味に生きる職人たちの記録の集大成。

目次

銘菓を生みだす、伝統の三盆糖―和三盆糖・岡田精糖所
最古の製塩法を守り続けて―塩職人・角花菊太郎
手作り醸造の醸しだす風味―京酢・村山造酢株式会社
効率は悪くても自信の甘露醤油にこだわる―醤油・坂巻醤油店
“製造”に背を向け“醸造”に情熱を燃やす―味噌・あぶまた味噌
親から子へ、唄い継がれる酒造り唄の数々―酒・菊正宗酒造株式会社
伝来の玉締ごま油を守る―ごま油・小野田製油所
無農薬野菜を使った無添加ソース―ソース・光食品
おぼろ昆布は手えしかできまへん…―削り昆布・三田昆布加工所
焼津、節削りの名人―鰹節・木村商店〔ほか〕

著者等紹介

小菅桂子[コスゲケイコ]
東京生まれ。昭和女子大学短期大学部国文科、国学院大学文学部史学科を卒業後、毎日映画社に入社。その後フリーとなり、食文化研究家として各方面で活躍。現在、くらしき作陽大学食文化学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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