出版社内容情報
病夫となった中国をどう改革すべきか? 民族独立と国民国家の実現のために「新民」(民を新たに)するための「道徳革命」を説き、中国内外に多大な影響を与えた若き梁啓超の中国近代精神革命の書。
内容説明
病夫となった中国をどう改革すべきか?亡命地日本に在って、中国の民族独立と国民国家の実現のために、民を新たにする「道徳革命」を説き、東アジアの近代思想史に輝く、若き梁啓超の中国精神革命の書。
目次
叙論
新民は今日中国の第一の急務であることを論ず
新民の義を釈す
優勝劣敗の理に基づいて新民の帰結を証明し、ふさわしい手本に論及す
公徳を論ず
国家思想を論ず
進取冒険を論ず
権利思想を論ず
自由を論ず
自治を論ず
進歩を論ず(または、中国で群治の発展しない原因を論ず)
自尊を論ず
合群(団結)を論ず
生利分利を論ず
毅力を論ず
義務思想を論ず
尚武を論ず
私徳を論ず
民気を論ず
政治能力を論ず
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