出版社内容情報
自分のこころとからだと性を、ここちよく感じられるようになるために。子どもとおとなが一緒に性について学び、対話するヒント。
内容説明
「こんなことするの、うちの子だけ?」子育てには、性をめぐるとまどいや不安がつきもの。子どもの安全・安心を高める性教育、そして今日からできる対話のヒント。
目次
1 こころとからだと性の発達―安心をはぐくむ(乳幼児期―感覚を通して世界を探る;児童期―子ども集団のなかで学び合う;思春期・青年期―自分らしさの探求と自立に向かう)
2 対話からはじめる性の安全(安心を高めるコミュニケーション―話の聴きかたと話し合いの3段階;安全のためのルール―境界線・性行動のルール・本当の同意;子どもが性被害を受けたとき―子どもの性被害の特徴と支援 ほか)
3 どうしたらいいの?―性にまつわる困りごと(妊娠してもうれしいと思えなかった…。;授乳やオムツ交換が苦痛です。;虐待を受けて育ったら、子どもを虐待してしまいますか? ほか)
著者等紹介
野坂祐子[ノサカサチコ]
大阪大学大学院人間科学研究科准教授。博士(人間学)。臨床心理士、公認心理師。専門は発達臨床心理学。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程単位取得退学後、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンターを経て、2013年より現職。学校現場や児童福祉領域において、性被害や性問題行動の支援、教職員へのコンサルテーション等をおこなう
浅野恭子[アサノヤスコ]
大阪府女性相談センター所長。臨床心理士、公認心理師。平成3年に心理職として大阪府入庁後、児童相談所、児童自立支援施設、障がい者支援施設等の勤務を経て、令和3年度より現職。児童福祉施設や相談現場において、主に性問題行動のある子どもへの治療教育や、トラウマインフォームドケアの実践と普及に取り組んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。