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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamatoshiuruhashi
46
読友さんのレビューで知った本。児童書だとは気が付かずネット購入した。が、興奮と一緒に一気読み。人付き合いの苦手な少年が科学的事象に興味を持ち続けそれが星空へ、そしてプラネタリウムの製作へと繋がっていく。子供の頃、私の住む街でも天の川を見ることができたが今はもうぼんやりとしている。最近、天の川を観たいなと思っていた時に本書に巡り会えたのも良縁。自分の部屋の天井に紙を貼り夜光塗料で描いたドットから始まった手作りプラネタリウムが世界を驚嘆させるまでの道程に感動。その試行錯誤と興味赴くままの学習意欲に感服した。→2021/10/28
小木ハム
14
プラネタリウム作りの第一人者、大平貴之さんの子供時代から現在までを平易な言葉で綴られている。薬局でクエン酸鉄アンモニウムとヘキサシアノ鉄酸カリウムを欲しがる小学三年生…なんて将来有望なんだ笑。当時は相手の心を想像するのが苦手で、いわゆる"KY"な発言や行動で孤立していたらしい。それでも自分が興味のあることに一人でコツコツ取り組んだ。夜行塗料を塗った星を自室の壁に貼ってプラネタリウムを作り、クラスメイトを呼んだらこれが大好評。この時の成功体験が後の大平さんの軸になった。成功体験とは"誰かを喜ばせること"だ。2021/10/23
ネジとサビ
9
これは面白かった~!たった1つ、好きなことに熱中できていれば大丈夫よ!と背中を押してあげられる。 プラネタリウム作りの試行錯誤も、無謀とも思える挑戦もやり遂げられた後ならそんなにすごいことには思われないかも知れないけれど、進行形の時はバカにもされたんだろうなぁ。見守る両親も素晴らしいです。2021/10/09
はなびや
6
好きなことや知りたいことをとことん突き詰めていく。幸せなことに、その過程で助けてくれる人が見つかっていく。小学生時代に描いた絵が残っているので、成長の様子や興味の持ち方の変遷などもよくわかった。今後どのような活動をしていくのか楽しみ。2021/09/22
mamaboo
5
彼の本は2冊目。趣味で材料あつめまで努力して作ってしまうことがすごい2020/09/21