内容説明
一九七四年、東京・渋谷に突如現れたヘンな店、文化屋雑貨店。名前もヘンだし、店内はグチャグチャ…。なのに店員さんたち楽しそう。店の商品は、よそでは買えない「雑貨」の数々。しかも安くて超楽しい。「雑貨」という概念を掲げ、ファッション、ものづくり、物流の分野まで多大な影響を与えた、文化屋雑貨店四〇年のハチャメチャな歴史と、雑貨たち、そして、店主・長谷川義太郎による“文化屋クリエイティブ概念”のすべてがこの一冊に!
目次
巻頭 SUMIRE×文化屋雑貨店
謹啓その1 金はねぇほうがええぞー!
謹啓その2 空間移動からものづくりへ!
謹啓その3 売れたらヤーンピ!
謹啓その4 墓は要らない。骨はどっかにまいてくれ!
著者等紹介
長谷川義太郎[ハセガワヨシタロウ]
1946年生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。三年間、グラフィックデザインの会社に勤務したのち、74年に文化屋雑貨店を開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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Koichiro Minematsu
51
素晴らしい! 何が素晴らしいかって、雑貨のもつ魅力が素晴らしい。Paul Smithとのコラボ店もあるなんて! 東京に行ったら訪れてみたい。2021/11/03
まちるだ
1
途中。2018/06/22
チョビ
1
小売の発展とはマスコミに打って出る。しかも基本果報寝て待てなので、とりあえず来たお客さん全員に愛想よく、なんでしょうね。本自体は、昔の栄光にすがったくたびれたおっさんの回顧集にしか見えんのは、寄せ書き的なコラムにいる人もパッとした人がいないからか?文化屋自体に何のリスペクトもないせいか、バカにしてる同業者と元を正せばいっしょやん!と思えたからf^_^;。2015/03/04
cocobymidinette
1
私のルーツのひとつ、文化屋雑貨店。Zipperを読んで東京に憧れてた頃、東京在住・独身・変わり者の叔母が偶然、文化屋でお土産を買ってきてくれて狂喜乱舞したり。高2で渋谷原宿お買い物ツアーをしたときに初めて訪れて、個性的な客層の中でドキドキしたり。大学1,2年の頃は本当によく通った。雑誌か想像の中にしかないと思ってたものが売ってる夢みたいなお店だったし、好き、面白い、って感覚の幅をぐっと拡げてもらいました。晶文社「がらくた雑貨店は夢宇宙」も持ってますが、文化出版局十八番の最高に凝りすぎな印刷での上梓に感謝!2015/01/17
むずむず
0
”つじ”が好きそうなワールド。ちょっと行ってみたい。部屋のトルソーをデコりたくなった。2015/07/20