内容説明
1874年、ロシア―。公爵ニコラスとの愛の結晶を宿したシルヴァー。いま、ふたりは白夜の都サンクトペテルブルクに降り立った。彼女が妹のように愛する放浪サーカス団の少女エテインの行方を追って。波乱の末、敵の手からついに無事エテインを奪い返し、すべては幸福に向かってゆくと思えた。だが直後、誰も予想しえなかった悲運がシルヴァーの身に襲いかかってしまう…。華麗なる帝政ロシアの宮廷を舞台に、恋愛と陰謀うずまく傑作ディレイニィ・シリーズ続刊。
著者等紹介
ジョハンセン,アイリス[ジョハンセン,アイリス][Johansen,Iris]
全世界で2500万部以上の売り上げを記録するベストセラー作家。現在ジョージア州アトランタ近郊に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
6
混血児の女性がロシアの貴族と結婚後、悲しみを乗り越えて結ばれる。何か話が繋がらないと思ったら続編だったんですね。もう一組カップル成立の予感も確かにあり。2014/10/29
をり
5
化学反応を起こして大爆発って感じ。ヒロインの鋭い棘も受け入れてしまうヒーローええ人や…どんな理由があるにせよ、幼い子が大人のエゴで犠牲になるのは許せん。ロシアの馴染みない雰囲気を楽しめた。2014/09/16
くろうさぎ
2
前作「いま炎のように」で無事結ばれた二人がヒーローの故郷ロシアに行ってからの話。ヒーローの母、信じられないくらいやな感じです。2009/09/02
みるて
0
図書館の本 読了2010/01/27