出版社内容情報
日本全国の神社をめぐることは、私たち日本人が、神をまつることに情熱を傾けてきた
自分たちの本質を明らかにしていく作業にも通じます。 本誌は、10万社を超える神社のうち、
中世に入ってから天変地異などが起こった時に朝廷が奉幣(ほうへい)を捧げた「二十二社」、
皇室に関係の深い「神宮」、比較的規模の大きな神社である「大社」、そして地域の中心的
な神社である「一の宮」を100社厳選し、 それらの歴史、由緒、ご利益を紹介します。
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島田裕巳(しまだ・ひろみ)
宗教学者、文筆家。76年東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
84年同博士課程修了(宗教学専攻)。東京女子大学・東京通信大学非常勤講師。主な著書に『京都がな
ぜいちばんなのか』(ちくま新書)、『創価学会』『世界の宗教がざっくりわかる』(以上、新潮新書)、『葬式
格差』『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』『靖国神社』(以上、幻冬舎新書)などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
72
これは良本です📚載っていない神社も相当にあると思われますが、世界遺産の神社をはじめ解説が詳しいです。下鴨神社、春日大社など京都と奈良に混在する余りにも古き良き神社郡に圧倒される。紀元前とか!!!新しくても歴史は古い神社もある。パワースポット、縁結び、とりあえず全部行っとこう!日本が世界に誇る建築物です。一家に一冊ですね。式年遷宮って10年前だったんですか。5年位だと思ってました。光陰矢の如し🏹少年老い易く学成り難し~📙2022/10/22
しあん
23
父親が購入してきたそうで、実家で読了。いつか行ってみたい神社、これを読んで行きたくなった神社等々ありました。 2018/08/12
Tenouji
8
神社にも「神宮」「大社」「一の宮」という分類があるんだ…2022/04/02
喜木海弐
2
神社初心者向けの本、初心者向けであるから分かりやすくするために正確ではないが大体合っている表現を使っている。稲荷神の使いの狐は稲荷神につかえる神、命婦専女神であり、伏見稲荷の白狐社に祀られているが本書では“神でない”と表現している。伏見稲荷大社で主要な四柱の神でないため一緒に勧請されることが少ないだけである。また、風水神道への微妙な配慮を感じる。風水神道の人達には龍を祀るもしくは龍の姿になれる神さんの神社でも紹介しておけばいいものを風水神道でいう気は祭神の遺徳や信者数の多さと仮定して論じている。2024/03/19
machidataketomo
2
とりあえず一家に一冊。
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