内容説明
「日本の基層文化」とは何か。その源流から現代の状況までを視野に入れ、幅広く多様な視点から考究した論文集。
目次
第1章 基層文化の源流を求めて(縄文時代の鐸形土製品に関する一考察;住居廃絶儀礼における縄文土器 ほか)
第2章 神祇信仰の原点と古墳文化(横穴墓の大甕祭祀;古墳立柱と日光投影 ほか)
第3章 日本文化の形成と変容(熊手考;「安房神社成立の基層」覚書 ほか)
第4章 現代における基層文化(遷宮を継承する次世代とは誰なのか;宗教教育と神社神道―現状と課題から ほか)
第5章 文化財の保存と活用を考える(史跡における遺構保存について;地域社会の再生という観点から電子化された博物館・図書館の資料の活用を考える ほか)