内容説明
おじさんだって、ひとりでアジアに行きたい―。人には誰だって、ふと旅に出たくなる瞬間が訪れるもの。人生の転機を迎え、風の吹くまま、気の向くまま、アジアにふらりと旅立った男たちは、そこで何を見て、何を感じたのだろうか?旅の楽しさ、奥の深さの虜になった“ソロ・トラベラー”の証言を元に、「人生は旅で変わるのか」という問いの答えを導き出していくトラベルエッセイ。
目次
第1章 旅への讃歌―あなたが求めている答えは、旅の中にある
第2章 旅先で出会った中年旅行者たち―地球という原っぱで日が暮れるまで遊びたい
第3章 たとえば、夕陽を見にちょっとアジアへ―ソロ・トラベラーたちの旅の流儀
第4章 大人のソロ・トラベラー群像―旅と旅のあいだで、旅人はなにを考える
第5章 大人の旅はこうありたい―旅の「消費者」にならないために
第6章 ソロ・トラベラーの理想郷と大人旅のノウハウ―人生を変える旅のヒント
著者等紹介
荒木左地男[アラキサチオ]
1949年松江市生まれ。東京教育大学(現筑波大学)在学中にラジオ海外情報番組の企画構成を担当したのをきっかけに、海外をテーマとした放送作家、コピーライター、旅行作家としての活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kousei
6
旅好き中年おじさんには実に魅力的なタイトル、図書館本。旅の目的やスタイルを固めに書いていた序盤は暑苦しかったが、ディープな地域カンボジア、ネパール、ラオス辺りの紹介から興味深かった。ただ頑張っても年一回メジャーな観光地中心で毎回新しい地域に出向くのが精一杯の身としてはここまで現地に入り込めないなという感じ。2020/02/14
わらびん
1
いろいろな旅のスタイルがある。この歳だからと言って、遠慮することはないのであろう。2015/06/03
にょろりん
0
期待した内容とだいぶ違った。ちょっと堅いなぁ。でも、アジアにはまだまだ行きたいところがあると、再認識。2015/06/30
natukoba
0
前半は旅行に行きたいなという気持ちをかきたてられ・・・・・。後半は何だかハウツーになってしまったところが残念。2015/04/29
たまねこ
0
共感できる部分、そうでない部分半々かな。今はもっと旅のスタイルは多様化してると思います。2014/12/31