内容説明
「誰もが、どこにでも建てられる住宅」を目指して、建築家の増沢洵さんが設計した自邸「増沢邸」は、1952年東京・渋谷の地に誕生した。そして2002年、増沢さんの思いを今に受け継ぎ、現代気鋭の建築家とデザイナーがリメイクデザインした住宅「9坪ハウス」が生まれた。3間×3間の正方形プランをベースに、小さな空間を最大限生かしてデザインされる9坪ハウス。その小さな家で営まれる暮らしを通して、住まいに必要なものは何なのか改めて考えてみたい。
目次
9坪ハウスってなに?
9坪ハウスに暮らす
9坪ハウスをつくる
12組の建築家/デザイナーによる、13タイプの9坪ハウス
座談会 9坪ハウスを観察する
9坪ハウスのあゆみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
17
どれも四角くて9坪の家に住む6家族とその間取り、暮らし方など。経費はいくらくらいなのだろう?2017/06/21
roomy
17
シンプルでいい家だと思ったのに〜すごく寒いなんて残念。2015/08/19
夏紀
10
増沢邸のトレースをしたので読んでみた。トレースしながら「誰もが、どこにでも建てられる住宅」としての増沢邸は当時の社会に向けられたものだと理解できた。(テラスかくのキツかったなー)スミレアオイハウスから9坪ハウスが生まれていったのはその家自体が良いのもあるけど、値段が決まっているから買いやすい安心がある、←なるほどなぁと思った。 藤本さんのbasicは将来生活に合わせて床面積広げられるのが9坪であることの不安を解消できるのかな。五十嵐さんのコレクターハウスで本とかDVDとか雑誌いっぱいにしたい。2018/06/12
みか
8
再読。大好きな9坪ハウスの本。ちょっと古いけど、基本形なので問題なし。新しいタイプが出ると良いなぁ。自分ちにするならセラーハウスか土間のある家が良いな。雰囲気としてはハナレが良い。これは完全に庭による雰囲気の良さだと思われる。小さい家だからこそ庭にこだわるのも良いのかな。ゆったりとした庭が取れるというのも小さな家の利点かな。2014/03/29
7a
6
狭小住宅というと息苦しい感じがするのだけれども、9坪ハウスにはゆとりが感じられた。狭い土地に無理やり家を建てるということをしているわけではないからかしら。200坪の土地に敢えて9坪の家を建てる逆に贅沢。どこにいても家族の顔が見えるとか、開口部が広いとかはとても良いね。2018/06/18
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