出版社内容情報
千野隆司[チノ タカシ]
著・文・その他
内容説明
材木問屋の奉公人が刺殺され、凶器の脇差が腹に刺さったまま残されていた。与力の北山は豊之助の助力を得て探索を始めたのだったが、脇差の持ち主は中西道場の弟弟子だった!弟弟子の無実を祈りつつ探索を続けた豊之助だったが、はたして真相はいかに!?好評シリーズ第四弾!
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大學文学部文学科卒。出版社勤務を経て、90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美月0217
30
じれ~ったいじれぇったい~♪(中森明菜風に・・知ってる人だけ知ってる)の この二人・・読んでるうちに、何度このフレーズが流れたか・・ でもそれだけではないですよ・・いつものごとく、豊之助はお手伝いですぞ! 道場再建よりそっちの方が向いてるのでは?と思いつつも、道場に通うかわいい子たちやおじいさん・・そして新たな門下生もできてOk! さいごにこんにゃくと竹輪の煮物はきっとおいしく食べれたことでしょう♪ そしてまた次に期待♪2017/02/22
フキノトウ
20
シリーズ4。弟弟子にかけられた殺人の疑いを晴らそうと奔走する豊之助は頼もしいのに、お美代への態度のもどかしいこと(笑)2019/07/11
ひさか
6
2016年12月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ4作め。道場仲間の無実をはらそうと探索に動く豊之助。自分とお美代の両方の縁談話にやきもきするが、おちつくところにおちついてひとまず安心。気持ちが近づいた二人の行く末が気にかかる。2017/03/02
ジョーさん
2
まあまあかな④ お美代、又拉致される。仲深まる。という定番。2021/08/04
アニータ
2
豊之助のかつての弟弟子に下手人の疑いがかけられる。豊之助の成長がみられる一冊。2019/04/16