内容説明
語りつがれ愛されてきたむかし話を集大成。ムジナにおばあさんを殺されたおじいさんのかわりにウサギがムジナをこらしめる「カチカチ山」のほか、「豆と炭とわら」「フクロウの染物屋」「正月神さま」など十七編を収録。総ルビ、豊富なさし絵で楽しく読みやすいシリーズです。小学中級以上向き。
著者等紹介
坪田譲治[ツボタジョウジ]
1890年岡山県に生まれる。早稲田大学英文科卒業。1926年『河童の話』で文壇に出て以来、多くの小説、童話を執筆しつづけ、『子供の四季』で新潮社文芸賞、『坪田譲治全集』で日本芸術院賞を受賞。「びわの実学校」を主宰した。1982年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
『おはなしのおもちゃ箱1』 https://bookmeter.com/books/351264 で一部のおはなしが載っていたので、気になってシリーズで借りました。『 豆と炭とわら / 和尚さんと小僧さん / 竜宮と花売り / 天福地福 / だんご浄土 / 正月神さま / 矢村の弥助 / カメに負けたウサギ / 鬼の子小綱 / かしこくない兄と、わるがしこい弟 / かちかち山 / うそぶくろ / タケノコ童子 / 金剛院とキツネ / 鳥をのんだおじいさん / フクロウの染物屋 / かくれ里の話 』2022/02/09
hiruhan
1
「たけのこ童子」を読み、本当の願い事というのは一つしかない、みたいなことを考えた。あと、「かちかち山」って信長、光秀、秀吉の話なんじゃないか、とも考えた。2012/06/14