内容説明
弘前津軽藩に対する南部藩の宿怨が元で、南部藩の浪人で真貫流四天王の一人・相馬大作が津軽藩主の行列を襲撃した。密告により相馬ら一党は捕縛されたが、相馬の意を遂げようとする残党が不穏な動きをみせていた。真貫流の遣い手で町触れ同心の多門慎吾は、治安を守る職務と門流の浮沈のはざまに立たされながらも、同門の士の動きを封じるべく探索にのりだす。好評シリーズ第三弾。
著者等紹介
藍川慶次郎[アイカワケイジロウ]
新潟生まれ。鎌倉在住。本作は、南町奉行所の町触れ同心・多門慎吾と、鎌倉東慶寺との縁を持つ公事宿の女主人・お寿々が、市井で起こる事件を解決していく人情時代小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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