目次
第1部 世界政治(戦後世界政治の始点―ヴァンデンバーグと超党派冷戦外交の助走;超党派外交の成立―共和党とデューイ=ダレス=ハル協定〈1944年〉をめぐって;国際連合の設立と軍縮問題;アメリカのIMF体制構築戦略の変容)
第2部 アメリカとヨーロッパ(マーシャル・プランとジョージ・F.ケナンのヨーロッパ統合構想;戦後イギリスのヨーロッパ統合論;冷戦政策と国内政治;《悲劇》と《皮肉》の間―ラインホルド・ニーバーの歴史意識と《ヴァイタル・センター・リベラリズム》)
第3部 アジア・アフリカ・ラテンアメリカ(第二次世界大戦と南アジア;1940年代のパレスチナ問題;アフリカ人の覚醒;1940年代のAALAにおけるマルクス主義)
第4部 40年代と現代世界(アメリカ外交のイデオロギー;40年代ドイツ問題の現在―ヴァイツゼッカー大統領の「第2次大戦終結40周年記念演説」を振り返りつつ;「無条件降伏」と戦後世界秩序;アジア・太平洋戦争論)
第5部 中国―資料紹介(第二次世界大戦の全面勝利)