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出版社内容情報
田村 淳[タムラ アツシ]
著・文・その他
上杉 隆[ウエスギ タカシ]
著・文・その他
目次
第1章 テレビはオワコンなのか
第2章 テレビはなぜ自主規制だらけなのか
第3章 ネットはテレビの敵なのか
第4章 メディアは政治に操られているのか
第5章 ネトウヨは無視すべきなのか
第6章 アベノミクスは成功したのか
第7章 ブラック企業はなくならないのか
第8章 靖国問題は解決しないのか
第9章 憲法9条は改正してはいけないのか
著者等紹介
田村淳[タムラアツシ]
1973年、山口県下関市出身、1993年から相方の田村亮とロンドンブーツ1号2号を組んで活動中。『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)など人気のバラエティ番組から『淳と隆の週刊リテラシー』(TOKYO MX)のような時事ニュースを扱う情報番組まで多彩なジャンルの番組でMCを務めている
上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年、福岡県柳川市出身、東京都新宿区育ち。都留文科大学卒業。ジャーナリスト。株式会社NO BORDER代表取締役社長。公益社団法人・自由報道協会ファウンダー。現在、インターネット報道番組『ニューズ・オプエド』を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カープ坊や
9
2016年はこの本からスタート。 田村淳の信条とは相容れない部分も多々あるものの 報道に対する姿勢には共感をおぼえる。 極右の田母神氏や共産党の小池氏 さらに古賀茂明氏など さまざまな信条を持つ人達をゲストに呼び意見を交える この二人がメインの番組「週刊リテラシー」が ますます面白くなりそうになった一冊でした。2016/01/03
*
7
どうしても「メディアが主張を始めた=偏ってる」「自分の意見と違う=言論を止めさせるべき」という短絡的な思考に陥りがち。一方で、「相手の立場を尊重して自由に議論しよう!」と胸を張って言えるほどに、余裕のある社会でもないのかなと感じる。▼ネットまとめをまたテレビで見るより、テレビ局にしかできないコンテンツを楽しみたいことは確かです。2018/03/06
hk
5
「ノイジーマイノリティ」が本書に通底するキーワードだ。これはサイレントマジョリティの対偶語で「饒舌な少数派」を意味する。例えば、田村氏はネット媒体への「書き込み」がノイジーマイノリティの典型だとした上で、既存メディアがネット世論に迎合している現状を危惧している。確かにネット世論がノイジーマイノリティとなる場合もあるだろう。だがメディアが「少数意見の増幅装置」という役割をも担う以上、既存メディアが少数意見を採り上げるのは自然な姿なのではないだろうか?……等々本書を通じて彼らとなかなかに有意義な対話が行えた。2015/12/27
おかでぃ
3
20代中頃までニュースは必ず真実を報道してると思っていた。でもそうとは限らないと年々わかってきた。僕は気付いたけど、きっと気付いてない人もたくさんいるだろう。週刊リテラシーは報道してることが真実とは限らないと、他の視点を提示してくれる親切な番組。多くの人がこういう視点を持てるのが大事。 本の終わりの鳩山さん出演回の文字起こしが面白かった。民主党政権時代は報道を鵜呑みにしてたため、鳩山さんは変な首相だったんだという印象しかなかったけど、実際は安倍さんよりも良いことやってると思った。2016/02/14
しげ
2
この本に書かれている意見の中で「なるほど、納得!」と思うものもあれば「わたしはそうは思わないけれど…」と思うものもありました。でも、それでいいんだ、むしろそうあるべきだと背中を押してくれる一冊でした。そして「自分と異なる意見」は、いままでの自分にはなかった「新たな視点」を与えてくれるものなのだと感じました。2018/05/12