ＹＡ心の友だちシリーズ しれっと逃げ出すための本。

ヨシダ ナギ【著】

ＰＨＰ研究所（2021/09発売）

• サイズ 46判／ページ数 144p／高さ 19cm
• 商品コード 9784569880167
• NDC分類 K740
• Cコード C0337

出版社内容情報

私が大丈夫なんだから、あなたはもっと大丈夫。
人気フォトグラファーが、悩めるあなたに伝えたいこと。
逃げることは悪いことなのか……。
集団生活から逃げ、受験から逃げ、就活からも逃げ、自分自身が不向きだと感じたモノ全てから逃げてきたというヨシダナギ氏が、逃げ出したいのに逃げられない人たちのために、あくまでも「しれっと」色々な嫌なことから逃げ出す方法をゆる～く伝える一冊。

頑張ること、夢を持つこと、人間関係……など、世の中に溢れる無言の圧力に、今にも押しつぶされそうな人に、ぜひ読んでいただきたい。
【目次】
はじめに／第１章　私はアフリカ人になる／第2章　夢がなくても大丈夫／第３章　ネットがある時代に生きられた喜び／第4章　ネガティブ人間は割り切りが大事／第5章　世の中が決めた美しさにハマるな／おわりに

内容説明

みんなと同じじゃなくていい。人気フォトグラファーが悩めるあなたに伝えたいこと。

目次

第１章　私はアフリカ人になる（エアコンからイグアナ；マサイ族になりたい　ほか）
第２章　夢がなくても大丈夫（やるかやらないかで悩んだらやる；他人の言うことは聞き流す　ほか）
第３章　ネットがある時代に生きられた喜び（自分をキャラクター化してみる；箇条書きで見つめる自分　ほか）
第４章　ネガティブ人間は割り切り方が大事（ボロを出すなら先出しで；自分から連絡先は絶対に聞かない　ほか）
第５章　世の中が決めた美しさにハマるな（人間はいくらでも美しくなれる；自分の人生は自分が主人公　ほか）

著者等紹介

ヨシダナギ［ヨシダナギ］
フォトグラファー。１９８６年生まれ。独学で写真を学び、アフリカやアマゾンをはじめとする少数民族や、世界中のドラァグクイーンを撮影、発表。唯一無二の色彩と直感的な生き方が評価され、講談社出版文化賞写真賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホッパー]

ヨシダナギさんが若年齢層向けに書いたゆるーい処世術本。心が穏やかに軽くなる。しがらみや責任が重くなっていく大人こそ読んでもよいのでは。

2023/01/21

[seacalf]

ヨシダナギさん、今まで知らなかったがいっぺんで好きになってしまった。幼少期やアフリカでの経験から、逃げ出したいのに逃げ出せない世の中の無言の圧力からの回避方法をゆるゆると語ってくれる。面喰らうくらい型破りかもしれないけれど、力が抜けた自然体で語ってくれるので心地よく読める。無意識に持った「かくあるべし」という常識を打破してくれる。色々ストンストン腑に落ちる事があったが、「ことだま」を使って自分自身を甘やかしてあげようは今から実践してみよう。とても前向きな気持ちになれた読書だった。写真集もぜひ見たくなった。

2021/12/11

[MATSU]

クレイジージャーニーでお見かけしてから結構好きです。このサイトで本が出ているのを知り購入。サックリ読めます。ナギさんの体験談とその時の思いが書かれてますね。第2章の「夢がなくても大丈夫」とか良かったです

2023/12/08

[ズー]

「クレイジージャーニー」たまーに観てたけど、ナギさんのこと知らなくて、でもなんかそうゆう人がいるって聞いてて、こんな本見つけたから読んでみた。すごくシンプルにポジティブに最高な生き方が書いてある。ナギさんの人生も個性的で楽しい。私も人と同じようにできないことがコンプレックスだったりしたので、その考え方、いいね！と思うことばかり。好きだわ〜ナギさん。

2021/12/03

[Ｐ太郎￣(=∵=)￣]

これだけはイヤというものから逃げて、これならば出来るというものを探して、いつの間にかフォトグラファーになっていたという。始めから夢にしたら実現しなかったかもと。夢がないからこそつかめるチャンス、逃げるということは、ここではないどこかへ向かうという行動、おかれた状況を変えるという意思なのだと。幸せに充実してすごすために、他人に迷惑をかけてもいいし、かけられる覚悟もするべきだと。目から鱗の爽やかな読後感🌿

2024/03/27