出版社内容情報
「おざなり」「なおざり」はどう違う?
「よろしかったでしょうか」は間違い?
ふとした瞬間、「あれ、この日本語の使い方で合ってる?」と頭によぎり、うまく言葉が出てこなかった経験があなたにもあるのではないでしょうか。
本書は、『三省堂国語辞典』の編集委員が、そんな日常でよく使われる日本語の疑問に答えた1冊です。
「『普通においしい』って、どんな意味?」「『こんにちわ』か? 『こんにちは』か?」など、長年の疑問が解消されること請け合いです。
「国語辞典を作っている私は、ネット上などでいろいろな質問を受けます。『こういう言い方はOKなのでしょうか』と深く悩んでいる人もいれば、『こういう言い方は許せませんよね?』と息巻く『警察側』らしき人もいます。本書はとてもささやかな本ですが、読み終わる頃には、ピリピリした気持ちがなくなって、『日本語って、そんなに怖くないんだな』と、楽になるかもしれません」(本書「はじめに」より抜粋)
内容説明
「ご苦労さま」「お疲れさま」どっちを使う?「よろしかったでしょうか」は間違い?長年の謎がスッキリ!『三省堂国語辞典』の編集委員が語る、ことばを楽しむ41編。
目次
第1章 敬う日本語―敬語だって変化する(「ご質問」が失礼ならどう言えばいい?;「ご」も「お」も両方使えることば ほか)
第2章 書き分けたい日本語―ルールはあるけれど(漢字で書くか、仮名で書くか?;「受け付け」の「け」はいる?いらない? ほか)
第3章 似ている日本語―どこか違うらしい(「おざなり」「なおざり」はどう違う?;「重い」「重たい」1字の有無で違いは? ほか)
第4章 こわくない日本語―正しさはあなたが決める(「ら抜きことば」を見分けるには?;「全然」の下は肯定も否定も「アリ」 ほか)
著者等紹介
飯間浩明[イイマヒロアキ]
1967年、香川県高松市生まれ。国語辞典編纂者。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院博士課程単位取得。2005年、『三省堂国語辞典』編集委員に就任、国語辞典編纂のために、さまざまなメディアや、日常生活の中などから現代語の用例を採集し、説明を書く毎日(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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